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ユンギさんとホソクさん、ジョングクさんは遠目からでも賑やかに歩いてきて、私に気付かずそのまま通り過ぎようとしたから見送ろうとしたのに、不意にユンギさんと目が合った。
YG「あれ？」
立ち止まって、私の顔覗き込んで、手を伸ばして前髪上げられて、慌ててその手を避けようと仰け反ったら、
JK「ええっ？！」
いつのまにか隣にいた、ジョングクさんに腕掴まれてた。
仰け反ったまま見上げた顔が、私の顔見て驚きの最上級の顔してた。
HS「何？誰？二人して何して…あっ、Aちゃ…わ、わーーー！かわいいねぇ！！！」
囚われた犯人か何かみたいになってる私に駆け寄ってきて、ホソクさんがあの素敵な満面の笑みで、
「似合う！ひょっとして、俺真似た？」
て、ものすごくストレートにそれ気付かれたらちょい恥ずかしい正解を、本人に問われてしまった。
『あっ…え、あの…ハイ…真似ました…』
ナムジュンさんとジンさんで緩くなってた私のペン心が、ポンって。
無理。
顔、熱い。
YG「おっ」
JK「あっ」
HS「ヤァヤァ〜、嬉しいじゃん。かわいいじゃん〜！俺たちお揃いだ〜！セット上手に出来てるよ。今度俺が使ってるスタイリング剤、あげよっか？」
『そこまでしてもらわなくても…』
あー、そんな朝から完璧に綺麗なお兄さんに、素直すぎる嬉しそうな顔向けられたら、キャラぶれして私もじもじしちゃうじゃないですか。
『いたた！』
ぎり、て手首が痛んで思わず声出したら、慌てた感じで離されて
JK「ごめん」
素直に謝るジョングクさんに、面食らった。
謝るくらいなら、最初から痛めつけないで？
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作者名：フネ55
| 作成日時：2023年2月16日 16時
