私の初恋強奪事件 -3-【TH】【JK】 (ページ3)

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◆ ページ3

『そちらでなんとかなりませんか』

ジミンさんに、そっと送ったら、

JM「なるわけないからお願いします」

『そこをなんとか』

JM「やだよ。一度拗ねたら長いんだよ、Aちゃんがほっぺにポッポでもしたら一発だからやれよ」

やれよ、っていった？この人。

何度か文字を見返したけど、命令してる。

間違いない。

パワハラ予備軍ですね？

適正に対処します。

私はすーはー深呼吸して、

『「ほっぺにポッポ」って、ごめんなさい私これ意味がまだわかってないんですけど、ジミンさんでもできるものですか？』

て送った。

JM「wwww翻訳してよ」

『もうすぐ着陸なんで、そちら行くのはちょっと無理ですね。「ほっぺにポッポ」は、どうぞジミンさんからお願いします』

JM「wwww無理wwww翻訳した？？してよwwww」

『ジミンさんの方が長く一緒にいて、愛も深まってると思いますんで、よっぽど効くと思います』

JM「ねえ？Aちゃん絶対意味わかってるよね？その言い方」

ポーン、と着陸態勢に入る合図がして、時間切れ。

私の粘り勝ち。

ちらってジミンさんの方見たら、シートの背もたれに顔乗せてじっとり睨んでた。

私はその顔涼しく眺めて、ん？て首傾げて見せた。

ピロン

JM「やるじゃん」

やるときゃ、やるんすよ。

テヒョンさんが拗ねてるのは、テヒョンさんのせいですから。

私は、ほっぺにチューなんて、いたしません。