私の初恋強奪事件 -2-【TH】【JK】 (ページ10)

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乗客数が少ないから、今日はワンボックスカーだよって言うので、私は運転席に乗り込んで、チョンホさんのナビの元、初の宿舎へ出発した。

途中コーヒーショップで人数分のコーヒーと軽食を買うと、チョンホさんが

C「社用プリペイドはもらった？会計は全部それで済ましていいから。後で履歴も見れるから、レシートとかいらないからね」

って言うので、電子マネーが発達してるとその辺便利だなって感心した。

日本の領収書、あれほんと社会人になってから煩わしいなって思ってた。

海外に出てももちろん経費支出はレシート引き換えだから、保管管理とかレシートくれない店員への説明とか、したなーって振り返ってチョンホさんに話たら、

C「わかるよ！俺たちもほんと海外多いけど、その時は社用でクレカ使うから。安心していいよ」

『わかりました』

C「あ、あと軽食なんかはメンバーから事前にオーダーある時もあるし、勝手に買ってもいいからさ」

うーん、随行も随行で、覚えることが多いな、ほんと。

運転しながらだからメモ取るわけにもいかないので、ぐぬぬと記憶に刻み込んでたら、

C「すごい顔してるよ。写メ撮って拡散して良い？」

『やめてください。なんでですか』

C「いや、Aさん割と、何考えてるのかわからないくらい表情あんま変わんないから。珍しくて」

そんな話をしてたら、するっと宿舎に着いていた。