◆You◆ ページ9
内勤の仕事が、大体の研修が終わって、ペンミという大きなイベントも経験して。
四人いるマネージャーさん、セジンさん、ホボムさん、チョンホさん、ドユンさんたちともなんとなく交流を深められた頃。
チョンホさんから
C「Aさん、免許あるよね。そろそろ送迎やってもらいたいんだけど、こっちで車乗ったことある?」
て打診されて
『ああ、前職で必要なこともあったんで、私国際免許証はとってあります。あと、右側通行なんですよね。ちょっと慣らすために、休日レンタカーして何回か会社と自宅は往復しました』
C「頼り甲斐しか、感じられない。ねえ、年齢詐称してて実際35才だって噂、本当なんじゃないの?」
だからどうしてマネージャーさんたちは、私を35才にしたいの。
なんで35なの。
C「ちなみにレンタカーの車種は?」
『とりあえずバンとSUVですかね』
C「頼れる気しかしない」
くつくつ笑ってるチョンホさんに、私も少し笑って、
『ご期待に添えるよう、がんばりますね』
て答えた。
C「それなら運転してみる?僕一緒だけど今日は宿舎行って、会社のコースだから、まずは試しに」
『はい。今日はジミンさん抜きのボーカルラインでしたね』
C「まあ、最終的に全員出社なんだけど、先にね。大体ジンが一緒の時は楽だよ。起きてるし、他メンバーの面倒も見てくれるし」
『楽じゃない時は?』
C「グクとVがセットか、もしくはバラでもやばいかな。直前に連絡マメにするのは基本だけど、返事返しても着いたら部屋で寝てたりしてね」
グクは寝起きが悪い、Vは夜更かしする、て言うのでしっかりメモしておいた。
C「でも大体はどいつも仕事優先だから、ちゃんと降りて来てくれるよ。部屋に上がって起こしたりなんてことはまずないから、安心して」
部屋には上がらないんだ。
男性しかいないプライベート空間は、さすがに仕事とはいえ、少し危機感感じるから、それは良かったなと思いつつ。
もう私はバンタンのペンだから、ちょっと上がってみたかったなって、思わないでもなかった。
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作者名:フネ55 | 作成日時:2023年1月30日 20時