私の初恋強奪事件 -2-【TH】【JK】 (ページ36)

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確かに、確かに社内でこいつに近い人間で、俺以外にこんな話しようもんなら、多分

「全然気にしないでテヒョンの手取っていいよ」

て言うんだろうな、てのはわかる。

最初は様子見してたマネヒョンたちが、この短期間でこいつのこと心底気に入って、あのわかりやすくて目に余るテヒョンイヒョンのアプローチ、ほぼ黙認してるから。

そしたら誰が、止められる？

一番そう言うことに冷静なナムジュニヒョンとジンヒョンが、そもそも協力者だって言うんだから、他のヒョンたちに異論があるわけもない。

無言で結構な長さ、Aの困って弱ってつついたら泣きそうな顔見ながら、考え込んでた俺。

Aはそれに耐えられなくなったのか、ふいっと窓の外へ顔ごと視線を逃がした。

『ごめんなさい。迷惑ですよね私にこんな話されても。

でもほんと…

他に、頼れそうな人がいなかったんです』

頼るって。

待ってよ。

どんな顔して、それ言ってんの。