◇ ページ22
俺は今話した内容を少し振り返ったけど、自分の中ではやっぱり恋愛の話をしたような気はしなくて、首を傾げる。
あと、
「ヒョンとしてるのは、連帯責任者への、情報共有でしょ？」
SJ「思ったよりも業務連絡だった」
あれが？て首傾げるヒョンに俺は、あれで、て頷いた。
グクはまだ何か言いたいことがあるみたいだったけど、とりあえず一つ頷いて
JK「応援はしませんけど、俺の態度が悪いのは…テヒョンイヒョンの主観なんじゃないですか？」
ってつんって横向いたグク。
JK「俺は普段から慣れない人にはこうですよ」
それは確かにそうだけど、＋アルファの敵意が見える。
かと言って突っ込んだら寝た子を起こしそうだから、
「まあ、人見知りの酷いやつだよね」
て言って頷いてみせる。
SJ「22歳への発言とは思えないよ！」
ジンヒョンがそう言って、
JK「あと、あの子すごくいい人だよ。お前がツンツンしてるの馬鹿馬鹿しいよ」
て、フォローしてくれた．
俺が同じことを言っても絶対聞かないグクなのに、ジンヒョンが言うとちょっと考える顔をした。
さすが、ジンヒョン。
後で俺のいらない服から、何かピンクのやつを部屋に置いてあげよう。
「黙って見てて、ては言わないけどさ。迷惑はかけないから」
念押したら、またツンて。
うーん、俺だとほんと、上手く行かない。
JK「もう迷惑かけてる、って言ったらどうすんですか？」
「え？そうなの？どんな迷惑？」
JK「ソウル来て1ヶ月経ってない人間に、ものすごく資産価値のあるタレントの送迎の運転手、させてるじゃないですか」
「グク、それは、俺のせいじゃない」
マネヒョンたちのせい。
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作者名：フネ55
| 作成日時：2023年1月30日 20時
