私の初恋強奪事件 -2-【TH】【JK】 (ページ12)

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◆ ページ12

何、その妙な言い方。

『…仕事ですよ？』

私はちょっと眉を寄せつつそう言うと、

C「そりゃそうなんだけど。Aさんと恋愛する人、苦労するなと思ったね」

なんて、おかしなことを言ってきた。

なんで急に恋愛なんて、持ち出してきた？

『…私、ソウルに仕事しに、きたんですけど？』

訝しむ気持ち200%で眉をぎゅうぎゅう寄せて威嚇するようにそう言うと、チョンホさんはまた私をまじまじと見た。

C「写メしてもいい？」

ふざけてんのか。

ふざけてんのね？

『そろそろ殴りたい』

つい突っ込んだら、げらげらと声をあげて笑われた。

チョンホさんは、テヒョンさんとのやりとりこと言ってんだろうな、てわかるけど。

テヒョンさんが私に向かってくる感じを、みんな許容してるみたいで、落ち着かない。

私はちょっとこの件について、誰かに一度相談したくてたまらなかった。

SJ「えっ！Aちゃんが運転してるの！？」

TH「わ、すごい。なんで？大丈夫？」

JK「え？まじありえない。チョンホヒョン今すぐ変わってよ。じゃないと俺、降りて戻る」

わあ、じゃっかん一名、反抗期がいる。

私はにこっと笑顔で振り返ると、

『ご不満はあると思いますけど、とっとと座ってもらえますか？ジョングクさんが待たすから、わりと時間押してます』

て言って、問答無用でスタートさせた。

JK「え！ちょ、待っ…お前！」

カーン！て感じでジョングクさんからケンカ吹っかけられそうな雰囲気になったのを、助手席のチョンホさんが苦笑しながら

C「グクここのサンドイッチ好きだろ」

て言って、ジョングクさんを見事に黙らせた。