私の初恋強奪事件【TH】【JK】 (ページ6)

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今日は、10月のライブのファイナルの写真撮影があって、全員集まる日だった。

セジンヒョンから、Aさんが今日くる予定だから、ちょうどいいしそんまま来てもらおうって聞いてたから、俺は朝からソワソワしっぱなしで。

「テヒョンさん！もう少し笑うの抑えて！」

カメラマンの方にそんなこと言われても、腹の底から湧いてくるハッピーに口元が緩みすぎてしまう。

最終的に、ホビヒョンの足で俺のつま先めちゃくちゃ踏んでもらったら、ちょっと儚い感じの笑顔が作れた。

それから控室だとちょっと他の人も入ってくるしってことで、会議室に移動して。

Aがくる前に、ざっとこれからくるサブマネが日本人で、去年俺がお世話になった人だってことをメンバーと共有した。

HS「えっ、あの北海道の女子高生って人？」

JM「へっへー！俺声聞いたことありますもんね！」

SJ「いや、なんでどやるの？俺だってあるし改めてちゃんとお礼しないとだね」

JK「それはそうだけど、お礼伝えるために呼んだんじゃなくて、サブマネになるんですか？」

ぎく。鋭い。

グクは首を傾げて、なんか納得いかないみたい。

まあ、俺とヒョン達で強引に進めたから、違和感あるのは否めない。

ジミナには俺の恋心ごと全部話してるけど、他メンバーは正直、この件は全く前情報無しだから。

ユンギヒョンとホビヒョンは、なんとなくナムジュニヒョンから聞いてるっぽいけど。

YG「日本の仕事増やすなら、近くに日本人のスタッフいるのは、有りかもな？翻訳で入ってる人よりすぐ使えんだろ？楽じゃん」

NJ「まあ、マネヒョンはお試しで、もし不都合あれば別部署でもって話になってるから。しばらくはよろしくやろう」

ナムジュニヒョンがそう言って、上手くまとめてくれた。

俺的には別部署に行ってもらうなんてありえないから当然なんだけど、日本人のサブマネなんて初めてだから、手探りになるのはしょうがない。