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HS「グク？変な顔してるよ？」
「話しかけないでください。今俺めちゃくちゃ機嫌悪いんで」
HS「なっ？機嫌悪いから話しかけんなつった？お前、誰にもの言ったかわかってる？」
あ、やべ。
よりにもよってホビヒョンにやらかした。
HS「お前ちょっと来い！今俺らが何話してたか聞いてなかっただろ！」
テヒョンイヒョンはホボムヒョンと後で合流するってなって、俺は他のヒョンたちと先に食事先へ移動中。
車中はずっと、さっきのペンミの改良点のミーティングをしてたんだけど。
実際、俺はサブマネの人の顔のことで、全然集中できずに一切話を聞いてなかった。
ホソギヒョンにヘッドロック掛けられて、ほんとスイカみたいにぺしゃっと弾けそうな遠慮のない剛力に、ギブアップをタップし続けながら
「ごめんなさいごめんなさい！一から十まで聞いてませんほんとすみません！！」
YG「おま…そんな謝れば許されるとしか思ってない謝り方ある？」
ユンギヒョンにもたしなめられた。
クソ。
全部サブマネの人のせいじゃん。
「俺、悪くありません！」
叫んだら、
SJ「えっ、居直り？ヒョン二人に叱られてんのにその態度、逆にあっぱれだね。お前のそういうとこ、俺は嫌いじゃないよ」
ってジンヒョンに謎の褒められ方をした。
「ジンヒョン、今の喜んでいいやつ？ダメな奴？」
YG「ダメに決まってんだろ。何が気になるか知らんけど、後でお前が聞いてなかったこと、改めて話すの誰だよ？俺か？やなこった。一度で済むこと何度もやらせんのがどんだけの手間かわかんだろうが。今はまだ仕事中だボケ。今はこっち集中しろ」
結局ユンギヒョンにこってり怒られた。
俺は消化不良な不満を抱えたまま、とりあえず頭を下げたけど、サブマネの人のこと考えるかわりにクソって単語が頭の中をぐるぐるするばっかりで、結局集中なんかできなかった。
◇◆◇◆◇◆◇
つづき
私の初恋強奪事件 -2-【TH】【JK】
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作者名：フネ55
| 作成日時：2023年1月19日 17時
