◇JK◇ ページ49
テヒョンイヒョンが隠すまで、サブマネの人の顔を見てたけど、ほんとエ ロい顔してた。
なのに、俺に向ける視線は純粋な好意で、それはアミから受け取り慣れてるのと全く同じやつだった。
あれ?
この人、俺らのことをそこらのスタッフと同じような目で見る人じゃなかったっけ?
キンパ食べてた時の顔思い出しても、今日のサブマネのみたいな表情も好意のかけらもなかったから、俺はずっと、さっきの状況受け止めそこねて混乱してる。
サブマネの人は最初の挨拶と食事の時以降、俺らの前に顔を出すことなかったから。
日々マネヒョンたちの顔が明るくなって、業務改善力がすごいつって高評価付いていくのは横目で見てたけど、仕事ができるできないとか関係なく、入ってきた経緯がとにかく気に入らないから、俺の評価は底辺だった。
今日は朝から入ってる、て聞いて顔合わせんのだりぃなって思ってたところに、これだ。
俺らのパフォーマンス見て、こんな感じになったってホボムヒョンが言ってたけど、そんなら今日俺らのペンになったってこと?
じゃああの顔は、パフォーマンスに興奮してただけってこと?
俺の彼女だったら、絶対一人でライブとか行かせらんないやつだったけど。
肌が白いから?
赤いのが目立っただけ?
いや、でもあれは…
サブマネの人は、イベント後とか、一人で今までどうしてたんだ。
って、俺が気にすることじゃ無いし、なんで俺がそんな心配してんのかも意味不明だ。
眉間に皺がよるどころか、鼻に皺よってんのがわかる。
思考がジャックされてる気分。
どうしてずっと、サブマネの人のこと考えてんだ俺。
嫌だ。
まじで不愉快。
なのに、やめらんない。
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作者名:フネ55 | 作成日時:2023年1月19日 17時