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「2年の…ブランクが…俺から理性と常識を奪ってったんです」
YG「お前は元からそうじゃんか。考えなしを年月のせいにすんな。年重ねたならむしろ、もっと大人なアプローチしろよ」
普通にダメ出しだこれ。
S「まあ、とりあず佐藤さんは今月いっぱいは仕事覚えるのと来月の日本公演関連とか、英語もできるみたいだから海外営業部と日本支部との中間任せることになると思う。9月のボンボヤ関連で現地対応関係も多いし。まあ、単純に忙しくてテヒョンどころじゃないと思うよ」
「マジ?」
S「マジもマジだよ。いやあ、佐藤さんほんとすごいね。さっきちょっと聞いたら、日本の主要な三ツ星ホテルめちゃ詳しいし、月3回くらい海外にも現地引率してたんだってよ!思わぬ即戦力だよ。ほんと」
セジンヒョンが手放しで褒めるのは珍しい。
ってことは、やっぱりAはすごいんだなって思ってそこはニッコリするけど、いや、待って。
「今日からしばらく、Aはマネージャーとしてじゃなくて、内勤なの?」
S「内勤もマネージャー業なの。不安だったけど、良い人材を紹介してもらったかもな。ありがとうな、テヒョン」
ヒョン、Aをソウルに呼ぶの渋ってたくせに、あっさり手の平返すじゃん。
いやでも
「じゃあやっぱり、今日ちょっと押しといてよかったんじゃん!」
ね、ってユンギヒョンに訴えたら、
YG「…そのポジティブ、どこから来てんの?見習いたいわ」
って呆れて額を叩かれた。
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作者名:フネ55 | 作成日時:2023年1月19日 17時