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東京土産も配り終わって、さらに3日位経ってから。


兄「おい、なんか手紙届いてたぞ」


庭で私がロードバイクを磨いてたら、兄がそう言って一枚の封書を渡してきた。

差し出される手紙の色や形に、見覚えは無い。




デジャヴ?

なんか去年は母からそうやって、キム・テヒョンから2年も続く封書攻撃が始まったわけで。





なんとなくそれを受け取ったら、人生変わるような気がした。






『嘘でしょ?』





はい。

採用通知でした。






日本法人の人事課からの連絡で、採用になったので、詳しいことは追ってメールで連絡するとのことだった。


私は冷静なとこで、あちゃー、仕事先に急に辞めることなんて説明したらいい?てなって。

でももし採用されたら、てこと考えて、添乗参加を今月は諸事情につき、でゼロにしてた過去の自分を褒めて。




それから改めて、やばいやばいやばいやばいまじなのか。

まじで私、キム・テヒョンと同僚になるのか、って。




凍りついたまま動かなくなった私の手から、書類を勝手に取って読んだ兄が

兄「へえ、ラッキー?」

て言って、母に見せ、

母「あらまあ」

それをじいじにも見せて。

爺「…かー、国際結婚か…」



じいじ?

何想像してんの?

社名と配属先だけで、どこまで誰と何のやつ?

聞きたく無いから突っ込まないけど。



弟「姉ちゃん、転職?東京行くの?まじで?」

て弟がちょっと怒った声で聞くから、

『…いや、東京じゃなくて…』




嘘でしょ?




今月入って何回目かもわかんないけど、言わせて。








何で、

日本法人を受験して、


配属先がソウル本社なの?

◇TH◇→←◆



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設定タグ:bts , 防弾少年団 , テヒョン   
作品ジャンル:タレント
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作者名:フネ55 | 作成日時:2023年1月19日 17時

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