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おまけ ページ11

F side





昨日は無事、北山を家に送り届け、また今日から仕事。
なんだか幸せで、少しふわふわした気持ちで、楽屋の扉を開く。





ガチャ




「おはよう」





楽屋を見渡すと、北山だけはまだ来ていなかった。






全員の視線を集める、俺。





「みんな、昨日はありがとう」




ガタッッッ




「ガヤさんっ、うまくいったの!?」




健永が口を開き、一瞬空気が張り詰めたところで、俺は、その言葉に頷いた。





「俺、ミツと帰りたかったの、我慢してよかった〜!」
「これで俺らもやきもきせずに済む〜」
「キタミツはどんな顔でくるんだろ(笑)」




弟たちが嬉しそうにわいわいとなんか言っているのを流して、渉の隣に座る。



「俺は上手くいくと思ってたよ、太輔」
「ありがとう、本当によかったよ、失敗したら、どうしようかと思った」




そう、昨日、いつもだったら一緒に帰っているニカや、だらだらと帰り支度をするメンバーにすべての事情を話して先に帰ってもらった。





もし失敗したならリスクが高いけれど、メンバーのみんなが頷いてくれたことで、失敗の可能性も薄いかも、と思い切ることができた、のもある。





ガチャ





「はよ〜…」





眠そうな北山の声が一気に静まった楽屋に響く。





「ミツ〜?」
「昨日の話、聞かせてよ」
「ガヤさん、なんて?」






ニヤニヤした弟たちが北山を取り囲む。
背の低い北山は一瞬で囲まれて見えなくなった。





「えっ?ちょっ、藤ヶ谷!?どういうこと!?」
「ふは、頑張って」






(おまけfin)

あとがき→←七夕の夜に*10



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しょこら(プロフ) - きたのさん» きたの様、ありがとうございます!!読んでいただき、楽しんで頂けてうれしいです…!本当にありがとうございます( ;∀;) (2018年9月18日 1時) (レス) id: ef72d80421 (このIDを非表示/違反報告)
きたの(プロフ) - 過去のお話も素敵ですね。読む手が止まりません。大人だけど少し子供っポイkさんも年下だけどどこか彼より大人っぽくでも可愛らしさもあるfさん、まるっと愛おしいです。 (2018年9月17日 23時) (レス) id: 049911e489 (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - nicole155さん» nifole155様、ありがとうございます!メンバーへの相談はさせるか迷いましたが、グループ全員に認められていてほしいという作者の思いから協力してもらいました笑 (2018年8月13日 12時) (レス) id: ef72d80421 (このIDを非表示/違反報告)
nicole155(プロフ) - 七夕のお話とても素敵でした。ガヤさんがメンバーに協力してもらってたのがまた更に良かったです。勇気を出してくれたガヤさんグッジョブです!笑 (2018年8月13日 11時) (レス) id: 5edbe27f7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しょこら | 作成日時:2018年7月9日 17時

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