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第０１話 ページ2
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「………」
おれは、被っていた狐面を外し、机の上に置く。
そして、結んでいた髪をほどいた。
「はあ………」
そのまま、ベッドに倒れこみ、
枕に顔を埋め、目を瞑る。
「………、」
思い浮かんだのは、あの三人の笑顔。
目頭に、涙が浮かぶ。
コンコンッ……
「………！！誰だ」
「………………ボスがお呼びだ」
「そうか………すぐ行く」
体を起こし、狐面を被り直した。
ドアを開け、外に出る。
「……ボス、連れてきました」
「入れ………」
「失礼します…」
・
続く
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作者名：黒居三葉 | 作成日時：2016年8月23日 14時
