前の話 3(Y) ページ8
「はい、どうぞ」
しばらくしてから店員さんは袋に肉まんとあんまんを入れて持ってきてくれた。
「いろいろすいませんでした。」
「いーえ、これも仕事ですので。気をつけて帰ってくださいね」
仕事。
という言葉にチクンとした。
あの優しさは全部仕事だったから？と思うと胃がキリキリした。
まず本日一回目のため息。
あーもう話すことなんて無いんだろうなぁと認識して二回目のため息。
帰るまでにまた誰かに気づかれたらどうしようと思って三回目のため息をつこうとしたとき。
後ろからメガネをかけられた。
「え？」
唐突すぎて間抜けな声がでてしまった。
「だてメガネですー、よかったらどうぞ」
「え、でも貰えませんし……」
「じゃあ、明日来てください！この時間にはいるんで！」
店員さんがそういった直後、誰かがすいませーんと言った声が聞こえて、即座にその場を立ち去ってしまった。
忙しそうな彼女を見ると、俺は邪魔なような気がしてきて、しっかりとメガネをつけてコンビニを後にした。
帰る途中、いろいろな事を考えた。
あなたは来た客全員にこういうことをしてるんですか？
俺だから、ですよね？
そう思った瞬間、これが恋だと気づいて、またため息をついた。
俺ってこんな一目惚れとかするタイプだっけ……。
まぁいいか、また明日会えるんだし。
翌日会った瞬間に告白してしまい、爆笑されたのはまた別の話。
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梨羅@年中眠娘(プロフ) - はにー(羽生)君が可愛い！更新頑張って下さい！ (2015年3月28日 22時) (
レス) id: b2cc6b8383 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 蕾果(プロフ) - ゆーさん» 大丈夫ですよ！ありがとうございます！がんばりますね！ (2015年2月21日 11時) (携帯から) (レス) id: 0b1523d693 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - キュンキュンです(≧∀≦)更新楽しみです♪インフルエンザ大丈夫ですか？無理せず頑張ってください!!!!!!! (2015年2月20日 17時) (レス) id: e6615b165f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白猫 | 作成日時：2015年2月18日 13時
