検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:29,422 hit

ストレッチ 2 ページ5

「俺柔軟した後だったら出来るけど、いきなりやれって言われたら出来ないわ……」


「むしろストレッチは結弦のほうがやんなきゃいけないんじゃないの?」


勝ち誇った笑みを見せそういうと、結弦はしゅんとうなだれた。


何回見てもキュンとするなぁと思いつつも、これをほかっておいたら後で不機嫌になった結弦を相手する方がめんどくさいので、今のうちに対処をする。


「何でもいいじゃん、私は体の柔らかさなんて気にしないし。結弦が好きだよ」


ソファーに並んで座る彼の肩に頭を乗せてそういうと、結弦は途端に顔を赤くさせた。


「もー、まじ反則。ずるい」


結弦は顔を手で覆うような仕草をすると、しばらくしてから私に触れるだけのキスをした。


「ね、俺もう無理。いいでしょ?」


「は!?ちょ、まだ昼!」


私を優しくソファーに押し倒し、妖艶な笑みを見せる結弦。


「大丈夫、A、体柔らかいんでしょ?」


このくそ、まだ根にもってやがったのか。と内心思いながら、やっぱり結弦にはかなわないんだなぁと自覚する。


「……いいけど、好きって言ってくれたらね」


私も負けじと怪しく笑うと、結弦はびっくりしたように目を見開き、それから笑った。


「言わなくても伝わってるでしょ。……好きだよ、A。愛してる」


顔を真っ赤にさせて言う結弦が面白かったからひとしきり笑った後、私は結弦に身を任せた。

前の話 (Y)→←ストレッチ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
設定タグ:羽生結弦 , 恋愛 , 白猫   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

梨羅@年中眠娘(プロフ) - はにー(羽生)君が可愛い!更新頑張って下さい! (2015年3月28日 22時) (レス) id: b2cc6b8383 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 蕾果(プロフ) - ゆーさん» 大丈夫ですよ!ありがとうございます!がんばりますね! (2015年2月21日 11時) (携帯から) (レス) id: 0b1523d693 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - キュンキュンです(≧∀≦)更新楽しみです♪インフルエンザ大丈夫ですか?無理せず頑張ってください!!!!!!! (2015年2月20日 17時) (レス) id: e6615b165f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白猫 | 作成日時:2015年2月18日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。