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走り抜けた先に ページ25

.







それから、私達はずっと走った。





走って、走って…


光り輝くネオンや電灯の下をくぐり抜けた先の、
あの真っ暗な路地裏に

ようやくたどり着いた。








そして、ビルに入ってすぐの階段に
2人はヘロヘロになりながら座り込む。








「…はぁ、っあー汗だくだ、俺」







"あっちぃ"と呟く有岡さんは、
すぐさまマスクと黒渕メガネとニット帽を
はずす。

…確かに汗だく。

前髪は濡れ、額からも汗がつーっと流れていた。








…それより。









「…有岡さん」

「ん?どうした?」

「…手、」







"離さないんですか"
そう言う前に彼は
「っあぁ、ごめん」とゆっくり手を離した。









「……」








2人の間に、また
あの日と同じ沈黙が流れ出す。








これじゃダメだって
何か話そうとしてみるけど、
動悸が激しくて、上手く呼吸が整わない。









.









「ねぇ」








「コーヒー、飲まない?」

あの部屋で→←ここから連れ出して



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しま。(プロフ) - 萌さん» ありがとうございます!作者褒められて伸びるタイプなのでうれしいです♪他作品もぜひお邪魔してくださいな(^^) (2018年4月15日 12時) (レス) id: cc54fd2a0d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 完結おめでとうございます!アイデアとストーリー制がすっごく、面白かったです!これからも頑張ってください! (2018年4月15日 12時) (レス) id: 24fbc7367a (このIDを非表示/違反報告)
しま。(プロフ) - アイさん» 大好きだなんて…お褒めの言葉、ありがとうございます(T-T) お、ぜひぜひ来てください~! (2018年3月24日 21時) (レス) id: 037d90b6cf (このIDを非表示/違反報告)
アイ - 完結おめでとうございます!!とっっても面白かったです!大好きです!!これからスピンオフ行ってきます!!!w (2018年3月24日 21時) (レス) id: 4b9518a0ff (このIDを非表示/違反報告)
しま。(プロフ) - りょーちゃんさん» ほんとですか!了解です、ちょっとお話を練ってみますね~♪ (2018年3月20日 19時) (レス) id: 037d90b6cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しま。 | 作成日時:2018年3月14日 7時

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