俺と君の1年間の恋物語【Tatsuya.F】 (ページ4)

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Side深澤

深澤「そうだ。どうせだし一緒にサボらない？」

A「えっ！？そんなのダメですよ！」

と言う渡辺さん。

深澤「どうせ今から行っても間に合わないよ？」

A「そうですけど……」

すると体育館が少しずつ騒がしくなった。

深澤「ほら終わっちゃった」

A「うそ……」

深澤「列に紛れ込んだらバレないって」

俺たちは6組の列に紛れ込んだ。

案外バレないもんだな笑

そして担任の先生の話も終わり下校の時間になった。

深澤「あ、渡辺さん。一緒に帰らない？

友達2人もいるんだけど」

A「いいんですか！？」

深澤「うん。な、阿部ちゃん」

阿部「もちろんだよ」

下足で照と合流した。

深澤「照！」

岩本「2人とも遅ぇよ。

……その子は？」

A「渡辺Aです」

深澤「今日、友達になった」

岩本「そうなんだ。

岩本照です。よろしくね」

A「うん！よろしくね！！」

深澤「渡辺さんちってどの辺？」

A「北区だよ」

阿部「あ、じゃあ俺らと同じだね」

岩本「北区のどの辺？」

A「雪町の辺り」

深澤「俺んちの近くだ」

A「そうなの？」

阿部「うん。でも、そこだったら

俺らと同じ中学の校区だけど」

A「私、この前引っ越してきたんだ」

なるほどね。