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Side深澤
A「比較的小さいらしいけど、
悪性なんだって」
深澤「そ、なんだ」
A「早く手術しないと危ないって」
深澤「……自覚障害は前からあったの？」
A「うん。
入学式の日も立ちくらみが原因で遅れたんだ。
それが……辰くんを振った理由」
深澤「腫瘍がなかったら俺と付き合ってた？」
A「……うん」
深澤「そっか。
…………それだけ？」
A「え？」
深澤「俺はAちゃんが病気でも
嫌いになったりしないよ。
AちゃんはAちゃんじゃん。
俺が精一杯サポートするから。
俺と付き合ってくれませんか？」
A「……でも、辰くんに辛く当たったり
私が先に死んじゃう可能性だってあるんだよ？」
深澤「それでも俺はAちゃんと一緒にいたい」
A「…………本当に私でいいの？」
深澤「Aちゃん以外の人は考えられない。
俺がAちゃんをずっと支え続けるから。
Aちゃんと毎日でも一緒にいたい。
こんな俺じゃ……ダメ……？」
俺は今度はちゃんとAちゃんの目を
しっかり見て言った。
A「お願い…………します。
私も、辰くんと一緒にいたい」
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momo(プロフ) - 山ちゃんのやつ、ずっと読んでたので、このお話もまだ読んでないですけど、絶対好きです！これからも頑張ってください！ (2021年5月23日 21時) (
レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿部月姫
| 作成日時：2021年5月23日 15時
