俺と君の1年間の恋物語【Tatsuya.F】 (ページ2)

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Side深澤

俺は今日から高校生！

受験を頑張って少し難関の私立に入った。

深澤「照。同じクラスになれたらいいな」

こいつは幼馴染みの岩本照。

照は俺より頭良いからそんなに

苦労はしなかったけど。

っていうか照がここに行くから

俺も受けたんだけどね。

クラス表を見た。

俺は1年6組。

岩本「あ。俺2組だ」

深澤「マジで！？」

うわっ。照とクラス違うのかよ。

岩本「残念ふっか。あ、でも阿部と一緒じゃん」

あ、阿部ちゃんいんの？

ならいいや。

ｶﾞﾗﾗｯ

俺は教室のドアを開けた。

そこにはたくさんの生徒がいた。

俺は自分の席には着かずにすぐさま阿部ちゃんのとこへ行った。

深澤「よっ」

阿部ちゃんは俺ら3人の中で

1番頭が良い。

多分、入試でもトップの成績だったんじゃない？

阿部「ふっかも同じクラスなんだね。

照は？」

深澤「2組」

阿部「そっか。残念だな」

その時先生が入ってきたから俺は席に着いた。

「今から入学式を始める。全員廊下に並んでくれ」

ゾロゾロと教室を出ていく。

俺は教室から出たけどみんなとは違う方向へ行く。

阿部「ちょっと、ふっか？」

深澤「なに？」

阿部「どこ行くの？入学式始まるよ？」

深澤「サボり。俺1人ぐらいいなくても大丈夫でしょ」