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風「じゃあ…次は、あそこだな」



水族館を出て車に乗り込むと


風磨は、小さくそう言った。


“あそこ”が、どこを指すのか


初めは分からなかったけど


車が進んでいくにつれて



あ「海か…」



やっと分かった私。


車を降りると前と同じように


砂浜へ行こうとした私だったけど



風「お前ヒール履いてるから、今日はここ」



風磨にそう言われて


砂浜に繋がる階段に腰をおろした。


なにか言葉を交わすわけでもなく


波音だけが聞こえてくる。


そんな状況が


しばらく続いたときだった。



風「俺さ、高校行ってないんだ。まぁ…中卒ってやつ?(笑)」



突然すぎるカミングアウトに


私は、なんて言っていいのか分からない。



風「俺んち、俺が生まれてすぐ離婚したみたいでさ。お袋は、女手一つで俺を育ててくれた」


あ「そう…なんだ…」



急に、こんなことを話し始めた


風磨の真意は分からないけど


だからこそ…


私は、静かに聞くしかなかった。



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北斗七星 - 。*☆ふまらぶ゜#。さん» そうなんやぁ(笑)私が行ったときも、平日やったから人少なかったよ(笑)映画良かったでしょ~?(笑) (2014年4月1日 21時) (レス) id: 4f594ea8d2 (このIDを非表示/違反報告)
。*☆ふまらぶ゜#。(プロフ) - 銀の匙見たよ〜♪公開してからだいぶ過ぎてたから人が少なかった(笑) (2014年4月1日 21時) (レス) id: bbe2a0b7da (このIDを非表示/違反報告)
北斗七星 - 。*☆ふまらぶ゜#。さん» そっかぁ(笑) 遅くなってごめんね( ´艸`) (2014年4月1日 6時) (レス) id: 4f594ea8d2 (このIDを非表示/違反報告)
。*☆ふまらぶ゜#。(プロフ) - 北斗七星さん» うん(笑)秋田弁話せないけど(笑) ごめん落ちるね。 (2014年4月1日 0時) (レス) id: bbe2a0b7da (このIDを非表示/違反報告)
北斗七星 - 。*☆ふまらぶ゜#。さん» うん(笑)秋田か~!遠いね(笑) (2014年4月1日 0時) (レス) id: 4f594ea8d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:北斗七星 | 作成日時:2014年3月7日 0時

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