ハッピーハロウィーン！(遅刻) GL ページ4
「みーつーはっ！」
「だれ？…って、綾か」
「え！？酷くない！？僕三葉に何かしたっけ？」
「いや、されなかったことの方がない気が…」
「酷いなぁー。僕は三葉が大好きなだけだよー？」
「…あ、ありがとう。」
どうも。三葉です。え？テンションが低いって？ウチのテンションはいつもこんなもんだよ？
綾とか要とかがテンション高すぎるだけ。
って、こんなことはどうでもよくて、ウチがテンション、ちょっと低い訳。それは、彼氏(女)の綾についてのこと。
「カタオモイ」の綾を見ればわかると思うけど、綾は割と誰にでも好きって言う。
だから、不安なのだ。ほんとにウチのことが好きなのかが。
でも、聞いても、好きだよー！！しか返って来なそうだし…。
あと、ウチは綾に割と素っ気ない態度を取りやすいと思う。
まぁ、それが原因で、一度綾に「僕のこと、嫌い？」って聞かれたことがあった。
「そんなことないよ？」って言ったら、安心してくれたけど。
だから、綾のために、今日は頑張ります。
綾side
三葉が何やら僕に隠れて何かやってるっぽいんだよなぁ…。
悪い事じゃなさそうだけど…。
まぁ、いいか。悪い事じゃなさそうなんだし。
「三葉ー！」
あ、言い忘れてたけど、今日は三葉とお泊まり会をするのです！
めっちゃ楽しみ！！！
「…！あ、綾！お帰り！」
「三葉、お菓子作ってたのー？」
「う、うん！綾と食べようと思って…」
「まじ！？やった〜！」
お菓子大好きぃ！あ！今日はハロウィーンだ！ちょっといたずらしちゃお！
「三葉！trick and treat！」
「え？orじゃなくてand？なんで…って！綾！もう勝手に貰ってってるじゃん！綾の分だからいいけどさ〜」
「三葉、料理得意なの？クッキーすごい美味しい！…あ！三葉！trick and treatだし、いたずらしていいよね？」
「え？お菓子ならあげたし…って、あ！そーだ…andだと、『お菓子をくれたらいたずらするね☆』って意味なのか…」
「いや、そうなんだけどさ、なんでしってるの？」
ちょっとびっくりした。だって、三葉はそういうのは興味なさそうだから。
「Cと要に言われたんだよ…『倉木と煌は絶対にハロウィーンで何かいたずらしてくるから、andって言われた時は気をつけて』って」
「二人ともよくご存知で…じゃあ、了承も取れたし、いいよね？」
三葉side
まあ、綾のことだし、こうなるとは思ってた。まぁ、いっか。じゃあ、ウチからもいたずら。
「…綾、」
ー好き。
ここで敢えてのNL…というとでも思ったか！ BL→←完結だよー！
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作者名：腐女子じゃない(自称)作者 | 作成日時：2018年10月26日 21時
