7.私の魔導書なんかおかしくない？ ページ8
『あ“〜、泣いたわぁ…』
先ほど夕飯中に泣いてしまい、恥ずかしいやら申し訳ないやらでいっぱいになった。
教会で寝ることになり布団を貸してもらい、珍しく屋根も壁もあるところで寝れそうだ。
部屋の都合上寝れる部屋がアスタとユノの部屋しか空いていなかったらしく今は仲良く川の字状態だ。
『あ、ねえ。アスタの魔導書見せてよ』
「おう」
夜だからか声が小さくて、それが少し面白いが今はそうじゃない。
アスタとユノの魔導書が他と違うと言っていたため見てみたいのだ。
『え〜と？アスタのが五つ葉でユノのが四つ葉……、普通って三つ葉なんだよね？』
「ああ、そうだぞ！」
自分の魔導書をチラリと見る。
やはりこの魔導書はなんかおかしい、なんか突っ込んでくるし枚数おかしいし。
『…私のやつなんか半分切れてるんですけど』
「「え？」」
2人の魔導書と並べるとやはりおかしいのがよくわかる。
葉が5枚あるが、5枚目の葉が半分なくなっている。
『やっぱり変だよね、なんでこうなってるんだろ。誰だよ私の葉っぱ喰ったの。』
「普通に擦れて半分見えなくなってるんじゃないのか？」
『そっか〜、そうだよね』
確かにそういう風に考えるのが妥当だろう。それよりもなんとなく、王国に来て初めて出来た友達とこの4.5つ葉の魔導書がお揃いみたいで少しむず痒い。
「なんか3人でお揃いみたいだな！」
思っていたことを口に出されて顔が赤くなるのを感じる。
赤く染まった顔を見られたくなくて寝返りを打ち反対側を向くが川の字の真ん中にいるためその方向にはユノがいて、ばっ、と布団を被る。
「？A、どうしたんだ？」
『すいません、もう寝るんで気にしないでください。』
そっと顔を出しアスタにつげるが、アスタは真っ赤な顔が気になったようで心配しだす。
「顔真っ赤だぞ？熱でもあるんじゃないか？」
心配そうにするアスタは確実に無自覚で、こんなの他の女子にやったら落ちるんじゃないかと思ってしまう。
仕舞いには、手をおでこにあてて熱を測り始めたアスタに『もうやだこの子』と口から出てしまうが本人はわかっていないようでハテナを浮かべている。
今度こそおやすみ、と伝え布団を被り久しぶりに心地良い微睡みに包まれながら眠りについた。
、、、、、、
なんかヤミ団長に会うところまで行くのに時間がかかりすぎるために飛ばしすぎたかもです…。
レブチとの戦い楽しみにしてた人すいません…、もう少し内容作れるように頑張ります
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二度寝(プロフ) - 単行本でこの夢小説に影響するちょっとした出来事が起きたので牛歩どころか粘菌レベルの歩みの投稿ペースがさらに落ちますが、一応書いてます。 年単位振りの再会でストーリーの展開が分からなくなってきていますが、過去の私のメモのおかげでなんとか生きてます。 (7月24日 17時) (
レス) id: 2efcf48650 (このIDを非表示/違反報告)
二度寝(プロフ) - お久しぶりです、作者の二度寝です。 久方ぶりの投稿がこんな内容になってしまうのは大変心苦しいのですが、少し考えていたストーリーを改変する必要が出てきたことをお知らせします。 (7月24日 17時) (レス) id: 2efcf48650 (このIDを非表示/違反報告)
＾ナキア＾ - 最高に面白かったです！もう神すぎてやばい_:(´ཀ`」 ∠): (2022年4月17日 18時) (レス) @page32 id: d9381db58d (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり隊 - 一気読みしました！面白いですね‼︎頑張ってください‼︎٩( 'ω' )و (2022年4月4日 14時) (レス) @page32 id: 553232132b (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - お久しぶりです。久しぶりの更新お疲れ様です。気長に更新待ってますね頑張ってください！ (2022年1月18日 20時) (レス) @page32 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二度寝 | 作成日時：2020年8月11日 0時
