忘れられぬ人２【写真家】 (ページ11)

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５８話ページ11

「……おはようございます」

翌朝、まだ少し眠いが朝食の時間なので食堂へ行く

「おはよう、今の間にゲームの表を見てきたら？」

そう言われて頷き見てみる

……練習がてら興奮を使うオフェンスやらのパーティーか調香師とかか……

どうしよう……神出鬼没の練習もしてみたいけど……ミスしたら笑われそう

「あの……今日は１試合だけでもいいでしょうか……色々一人で練習したいんです」

「じゃあ私の試合数を少し増やさせてもらおう」

ルキノさんがそう言って名前を付け足す

「あっちの部屋が一人で練習できる方だ」

「ありがとうございます」

そう言ってから席に座る

……ジョゼフさんがまだ来てない

「遅いですねぇ」

「珍しいですね」

「ちょっと呼んできてもらえますか？私より貴女の方が良いでしょうから」

そう言われて頷き、部屋に向かう

扉をノックすると返事がすぐ帰ってきた

寝ていたわけではなさそう

「朝食ですよ」

「すぐ行くよ」

「分かりました」

そう言って先に行くか待っておくか迷っているとすぐに出てきた

「お待たせ、少し片付けをしていたんだ」

片付け……前に見た時も綺麗だったけど……

「大丈夫ですよ」

そう言って皆の方へ戻り朝食を食べる