４ー３ ーAesopー ページ30
頭が少し痛い
「イソップ！」
何故平然とあれ程飲んでいて大声が出せるのだろうか
そう思いながらナワーブさんを見る
「今日BLACK JACK戦参加するんだろ！誰と組んだんだ？」
「それが……余り物のジョゼフさんです。全く役にたたなさそうです」
正直に思った事を言うと背後から殺気がした
「誰が役に立たないだって？ん？」
「だって、写真世界に入らずになんて無理でしょ？貴方のようなおじいちゃ________」
「んん？」
「痛っ」
本で頭を軽く殴られた
「誰がおじいちゃんだって？荘園ではおじいちゃんじゃないんだけど？」
「写真世界の中じゃない貴方なんてゲーム中はおじいちゃんですよ」
「……なんか今日のイソップ機嫌悪い？」
そう言われて首を振る
逆に機嫌がいいのだが……？
「昨日散々飲まされた挙句女子会終了後に食堂入ったからじゃない？」
「いや……別に」
そう言って本を棚から取り出す
「あ、Aだ」
ナワーブさんがそう言うので思わず見たのは不可抗力だろう
ナワーブさんの声に反応したAさんが手を振る
「おはようA、よく眠れたかな」
「おはようございますジョゼフさん。相変わらず部屋に慣れなくて……でもよく眠れました」
そう言って笑うAさん
「それは良かった、今日のBLACK JACK戦ではよろしくね」
ジョゼフさんがそう言って微笑めばAさんが少し顔を赤らめるのがわかった
確かにここではおじいちゃんじゃないから猫を被れば紳士だ
王子、といっても過言ではないのかもしれない
「………………」
「じゃあ私はこれで！」
そう言って違う棚へ行ったAさん
「……さっきから私への視線が痛いんだけど」
「少し悔しい気がしただけです」
「……ほお」
一瞬ニヤリと笑ったジョゼフさんを無視して机に本を持って読んで視線を無視した
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憐海(プロフ) - イーリアさん» ありがとうございます！そう言っていただけてとっても嬉しいです！頑張ります！ (2020年3月17日 22時) (
レス) id: c0818addfc (このIDを非表示/違反報告)
イーリア - なにこれかわいい 好きです 更新頑張って! (2020年3月17日 19時) (レス) id: 7c0d35bb59 (このIDを非表示/違反報告)
憐海(プロフ) - chara＊doll＿サブさん» あ、ありがとうございます！嬉しいお言葉です！がんばります！ (2020年3月14日 19時) (レス) id: c0818addfc (このIDを非表示/違反報告)
chara＊doll＿サブ(プロフ) - 応援してます！！頑張ってください！！もうこの小説の大ファンです！！リュカさんのファンです！(( (2020年3月14日 19時) (レス) id: 8350102349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憐海 x他1人 | 作成日時：2020年3月14日 16時
