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3ー4 ーAesopー ページ18

イライさんに頼まれて本を借りに来た

本を数冊選んでから僕も個人的に読みたいと思っていた本を手に取り机で読もうとすると既に先客がいた

Aさんとダイアー先生

読んでいる本は……眠れる森の美女

満足げに椅子から立った後、Aさんは照れているのか顔を赤くして

「王子様が最後に迎えにくるってかっこいいですね」

そういえばダイアー先生も本を手に取って

「あら、Aのタイプは王子様かしら」

そう揶揄うようにいえばAさんは顔を真っ赤にさせる

「ち、違うと思うのですが……純粋にそう言う助けてくれる人ってかっこいいなって思って」

そう言えばダイアー先生も共感しているのか頷く

「いつかAの王子様が来たりしてね」

「わ、私はお姫様なんか無理ですよっ!」

「顔真っ赤よ?」

そう言ってからダイアー先生がこちらを見て笑っていた

慌てて隠れてバレないようにしする

ダイアー先生とAさんが去っていく

王子様のような助けてくれる人がいい

それならナワーブさん辺りも良いだろう

彼女はチェイサーが相性がいいだろうな

「ようイソップ……なんで隠れてんだ?」

「ああ……別に」

「なんかあったのか?悩みだったら聞くぜ?」

「……この世に王子っていますか?」

「……え?」

可笑しな事を聞いたな、と自分でも思って立ち上がる

「何にもないです」

「お、王子は分からないけどリッパーとかジョゼフは紳士って言われてねぇか?そうでもないけど」

「……紳士が王子なのかは知りませんが彼らは強いですから悪党がいれば殺せますね」

「さっきから話が全然分からねぇぞ」

そう言われて僕は椅子に座り机に肘を置く

「次、試合なら用意した方が良いですよ」

「そうだな!じゃあ行ってくる!」

「ええ、頑張ってくださいね」

そう言ってナワーブさんが出て行ったのを見て体を机にうつ伏せになる

「……僕はなにを考えてるんだか……」

そう呟きながらもう一度座り直して本を読み始めた

3ー5→←3ー3



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憐海(プロフ) - イーリアさん» ありがとうございます!そう言っていただけてとっても嬉しいです!頑張ります! (2020年3月17日 22時) (レス) id: c0818addfc (このIDを非表示/違反報告)
イーリア - なにこれかわいい 好きです 更新頑張って! (2020年3月17日 19時) (レス) id: 7c0d35bb59 (このIDを非表示/違反報告)
憐海(プロフ) - chara*doll_サブさん» あ、ありがとうございます!嬉しいお言葉です!がんばります! (2020年3月14日 19時) (レス) id: c0818addfc (このIDを非表示/違反報告)
chara*doll_サブ(プロフ) - 応援してます!!頑張ってください!!もうこの小説の大ファンです!!リュカさんのファンです!(( (2020年3月14日 19時) (レス) id: 8350102349 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:憐海 x他1人 | 作成日時:2020年3月14日 16時

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