勿忘草に噛みついて

あとがきと反省。今後の展望？ ページ33

まずは、ここまで呼んでくださった読者の皆様、本当にありがとうございます。
心より感謝申し上げます。♡や評価、お気に入り登録をたくさんの方にしていただけて、とてもとても嬉しかったです。
そのおかげで、全12話をなんとか書き切ることができました。あっという間だったなというのが素直な感想です。
実は本作が書き手としてのデビュー作でした。文体がおかしくないか、状況描写が上手くできているのか不安も多くありましたが、書きたいものを好きに書くことができて、とても楽しかったです。

まだまだトゥメとしては新米の部類で、メンバーさんたちの性格が掴めてない部分も多く、偏ったメンバー編成になってしまい、本当に申し訳ありません。特にハルトくん、ジョンウさん、ジョンファンさんのお話が書けなかったことは後悔が残りました。
今後の短編集についても構想中ですので、そこでたくさん登場させられたらと思っています。



ここからは、特に思い入れのある作品について反省やら願望やら。読み飛ばしていただいても大丈夫です。
各作品のリンクを貼ってますので、読み直したい方はどうぞ。

「花盗人」
春の夜…夜桜…桜…花盗人という連想から始まった作品です。花泥棒か花盗人というワードをどうしても入れたくて無理くり作り始めた話ですが案外きれいにまとまったような気がします。書いていて楽しかった。書き始めたばかりのときは、あまりにも文脈繋がってない作品になりかけて焦りました。終わり良ければ全て良し。
これに関してはジフンさんの独白みたいなの書きたいです。彼は、心の奥底で一体何を思ってるのか、メンヘラ激重ジフンさん書いてみたい。あとは私の文章力次第だけど頸動脈圧迫しながらのキスシーンとかも。キスの途中でこの部位を圧迫すると脳に酸素が行かなくなって、失神することがあるそうです。

「秋の夜長」
ベタベタなシチュエーションでしたが、どうしても書きたいテーマでもありました。母語の違いを、良いものとして捉え、お互いの言語でできる表現を十分に活かして愛を伝える、そんなふたりを書きたくて始めてみた作品です。
とりあえず「月」を「ちゅき」と言わせたかったので、お相手は韓国人メンバーにするのは決めていて、誰にするか結構悩みました。こういうロマンチックなシチュエーション好きそうなのが、じぇじぇかどよんのイメージで、今回はじぇじぇに登場してもらいました。でも、別の人バージョンも書きたいな。

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