オクタヴィネル寮のタコさんは風邪に弱いようで。 (ページ1)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:593 hit

看病1 ページ1

アズール視点
「アズール、大丈夫ですか？顔色が優れないようですが。」

朝起きてジェイドに合うと、第一声で言われた。

その時は、大丈夫ですよと返したのだがー

「…気持ち悪い。」

今僕はとてつもない疲労感に襲われている。

次は魔法薬学。移動しようとするのだが全く体が言うことを聞かない。

「…このまま僕倒れ「おーおー誰もいない…え？」…は？」

突然教室に入ってきた銀髪の美少女。

ああ、と思い出した。2－Cきってのさぼり魔。

そしてオクタヴィネル寮生のー

A・ラフィークルさん。

「アズールりょーちょー何やってるの？いまみんな魔法薬学室行ってるよ」

きょとんとしながらこちらへ近づいてくるAさんを横目に立ち上がろうとした、が

「は。」

「寮長！」

突然視界がゆがみ、真っ暗になる。

最後に聞こえたのは、

Aさんの僕を呼んだ声だけだった。