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実力は申し分ない、命令もきちんと聞く。頼んだ仕事は確実にこなす。しかしどこか滲む胡散臭さのせいで余計に受け入れ難い。というかシンプルに信用ならない。


｢ハブったらダメでしょうか｣


｢ダメじゃねえだろうが、ハブったところで来るだろあいつ｣


｢……そうですね｣


はぁ、とため息。顔を合わせるのはせいぜい数日、我慢するとしよう。


｢そう不機嫌そうな顔をするな。行きたがってたカフェに明日連れて行ってやる｣


｢本当ですか？絶対ですよ、お兄様｣

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作者名：クヴァール x他1人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2023年12月25日 19時

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