【HQ】イケメンな私と烏野排球部【月島】 (ページ1)

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私には幼なじみというやつがいる。

月「ねぇ、まだ？」

部屋の外にはドアにもたれかかる目つきの悪い男が。

「ごめっ！ちょい待ち！！」

そう、なにを隠そうコイツが私の幼なじみである。

「そういやいつも一緒に登校してるって言ってた子は？」

月「今日は断っといた」

「別に居てもよかったけど？(女の子だったらからかってやろうと思ってたのに)」

月「何言ってるの？方向真逆だから。」

そうだった…昨日は引越しの整理を手伝ってもらってたから泊まってくれたんだった。

そんでコイツの家は学校を挟んで私の家の真逆だ。

「そーいうことね(ﾁｯ…)」

月「くだらないこと言ってないで早くして。置いてくよ」

と、冷たい目で見下ろしてくる幼なじみ。

一見冷めた奴に見えるが、幼なじみの私の1人暮らしの引越しの手伝ってくれたりと案外優しいとこもある。

でも置いてかれるのはたまったもんじゃないから急ごう。

コイツは置いてくときは本当に置いてくやつだ

「あと5分だけ待って！！」

月「急いでよね。僕部活なんだから」

そうそうコイツはバレー部らしい。

これはお兄さんに聞いたことだが相当嬉しそうに話してたのはよく覚えてる。

「おっけ！行こうか、蛍」

月「遅いよ、A」

おっと自己紹介が遅れたな…

私は望月A[ﾓﾁﾂﾞｷ]だ。

烏野高校に通ってる帰宅部1年で一応女子だ。