人間との契約の代償は【早川アキ】

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早川｢Aさん…｣

A『どうしたの 逃げたくなった？』




早川｢そういう事じゃなくて……
Aさんマキマさんに呼ばれてたの忘れてましたよね｣



あぁなんだ…口を開いてくれたと思ったらまたマキマさんの事か


A『それがどうかしたの
マキマさんが好きそうなら行ってくれば？』



早川｢…っ………俺達のことで呼ばれたんですよ
一時的に同棲してくれって｣

A『…じゃあ手伝ってくれる？
夜中で良さそうなら悪魔にも手伝わせるけど』





早川｢い、嫌じゃないんですか｣


A『嫌って言ってほしいの？
はやくしてくれる？まあどうでも良さそうだけど』





ホトが呼ばれたからと出てきそうになったから
わたしは早川アキを置いて自分の家へ向かう。




早川｢Aさんはどうして公安に入ったんですか｣

A『暇だったから…かな？
わかんないや…


でも公安にいる理由は悪魔と一緒に居れるから
唯一無二ぽそうだし。』



ホト｢ｸﾞﾜｧｱｯ……ボクも好きだ｣

早川｢で、出てきた…｣



ホト｢最近の人間は出てくるだけで驚くのか｣

A『この人間は変わってるよ
あ…この子の家に住むことになったからよろしくね』



ｸﾞｯ……と一気に雰囲気が空気が重たくなる



ホト｢何故だ!!何故監視役と言うだけで……｣

A『マキマさんの命…指示だよ』





ホト｢…そうか……また聞いてくれるか｣

A『家にいる時は好きな時に出てきていいよ』





ホトが消えると不思議そうに早川アキが見つめてくる




早川｢……終わりました｣

A『意外と早く着きそうだね
ご飯でも行ってみる？』



早川｢奢ります｣

A『もちろん奢って』




早川｢え………………？
あ、はい｣

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