【31】side.O ページ31
今日は五人での仕事。
翔くんは大丈夫だろうか。
彼を見て不安になる。
そして、今、彼の心は揺れ動きやすく、バランスを保つのがやっとなんだ。
俺が見てないと翔くんは壊れる。
「おはよう、翔くん。」
「…おはよう…ございます…智くん。」
眠たそうだ。
目の下にクマが出来ている。
色々あったから、寝れなかったのか？
「おはよう、翔ちゃん……リーダー。」
「おはよう、相葉くん。」
「翔ちゃん、眠たそうだね。リーダーと居たから？」
「……違う。寝不足なだけ。」
相葉ちゃん、ストレートに言うね。
まぁいいや。
翔くんは俺しか見てないから。
ただ、人格をコントロール出来るようになればの話だけどね…。
「翔ちゃん、頭、乗せていいよ？」
膝枕させる気？
俺という存在が居ながら…やってくれるね、相葉ちゃん。
それに応じる翔くんも翔くんだ。
眠いから、思考力が低下しているのかもしれないけど、翔くんの恋人は俺でしょ？
俺の膝を借りればいいでしょ？
俺に甘えればいいんだよ？
今の翔くんには、出来ないけど、こんなの見てられないんだけど…無性にお仕置きしたくなる。
「おはようございまーす。」
「おはよう、ニノ。」
「翔さん、疲れてるんですね。大野さん、加減しないと翔さん、壊れますよ？」
もう既に危険だから。
翔くんは精神的に危ないんだ。
俺が守る。
メンバーにも渡さない。
翔くんは俺の世界に閉じ込めて、俺だけを見て、俺に依存すればいい。
「潤くん、おはようございます。」
「…はよ。あれっ？珍しいな。翔くんが寝てるなんて。」
「レアですよね。大野さん、注意して下さいよ。」
「ホントだよな。仕事に影響を及ぼしてるじゃん。」
黙っていれば、勝手な事ばかり…全て間違っているというのに…想像に任せ、俺に罪を着せる。
俺を怒らせてるのはメンバー、翔を壊す要因となったのも、全てメンバーの責任だ。
俺は翔を躾けただけ。
翔を思い通りの翔にしようとしただけ。
「俺は、悪くない。」
「翔くんを疲れさせてるのは、大野さんでしょ？」
「お前らに俺と翔の関係なんて分かるもんか。俺と翔は愛し合っている。それの邪魔すんな。そして、それを否定するな。」
雰囲気、最悪だ。
朝から、メンバーと揉めるし…。
それがしかも、松潤だし…。
萎える。
揉めた理由が翔って…起きて、この状況を見た時、翔は分からず、それを説明したらしたで、翔を苦しませる。
面倒だ。
翔を閉じ込めて隠したいよ。
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山風無限(プロフ) - 白恋悠宇さん» 一応、もう一度、コメントを返させて頂きます。ありがとうございます。なるべく、早く続きを書くつもりなんですが、忠実に再現したり、嵐さんのメンバーの設定とかもあるので、月一かニ位のペースになりますが、宜しくお願いします。 (2016年5月27日 0時) (
レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
白恋悠宇 - 続き期待してます！ (2015年3月1日 17時) (レス) id: dd0cd03f21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
x他1人 | 作成日時：2015年3月1日 17時
