【15】side.O ページ15
「サトシクン。」
怪しく微笑む翔くん。
色気ダダ漏れ。
イケメてるなぁ。
「ふふっ、サトシクン、カメラだよ。ボクじゃなくて、カメラを見て？」
「翔くんのイケメンさが世間にもっと知られちゃう〜。」
「サトシクン、仕事中まで、嫉妬なんて困っちゃうなぁ。」
俺を煽るなんて罪だね。
舌舐めずりをして、ウィンクまでして、帰ったら、どうなるか分かってんの？
仕事中だっていうのに、翔くんこそ、やらしいんだけどー。
てか、松潤、後ろでこっそりこっちを見てるの知ってるからね？
「ジュンに見せつけちゃおうか？」
「今日の翔くんはいつにも増して攻めるねぇ。俺も負けてられないなぁ。」
鎖で縛り付けて、酷いようなお仕置きでもして涙を流させて、壊れるまで俺からの愛を与え、抱きしめてやりたい。
松潤なんか見てる余裕なんて与えない。
「二人共、素晴らしいです！以上で撮影、終了でーす！」
「「ありがとうございました！！」」
撮影は無事に終わったけど、俺の体温は未だに上がったまま。
熱を帯びた身体、早く帰って、あんなに煽ってきた翔くんに触れたい。
「翔ちゃん、飲みに行かない？」
「相葉さん、おじさんの視線が強いです。今日は早く帰らせてあげましょう？」
「ごめんね、マサキ。耳貸して？」
「えっ！？な、何っ！？」
翔くんは相葉ちゃんに耳打ちする。
何を話してるの？
俺には知る権利は無いってか？
相葉ちゃんに話せて俺に話せない事って何？
嫉妬した。
胸糞悪いよ。
しかも、相葉ちゃんは翔くんと以前、付き合ってたし、何で距離が近いのさ…。
翔くんは俺のだ。
俺が居るにもかかわらず、触れて、気まずいって感じもしないし…。
「……て、てか、久しぶりに翔ちゃんに雅紀って呼ばれた〜♪ それじゃあ、楽しんで〜♪」
相変わらずだなぁ。
でも、一瞬だけ哀しい顔をしたのを俺は見逃さなかったよ？
相葉ちゃん、みんなを誤魔化せても俺は誤魔化せないよ？
「翔くん、帰るよ。」
「うん、サトシクン。今日も楽しもうね。」
「……お仕置きだからね。」
自分でも低いなと思う声が漏れた。
車に乗ると翔くんはウトウトし始め、終いには俺の膝を枕にして寝ていた。
いつもなら、俺が翔くんの膝を借りるんだけど、今日は立場が逆だ。
仕方無いね。
目覚めた時には、もう遅い。
翔くん、仕事中にまで、あれだけ俺を煽ったんだから、覚悟しなよ？
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山風無限(プロフ) - 白恋悠宇さん» 一応、もう一度、コメントを返させて頂きます。ありがとうございます。なるべく、早く続きを書くつもりなんですが、忠実に再現したり、嵐さんのメンバーの設定とかもあるので、月一かニ位のペースになりますが、宜しくお願いします。 (2016年5月27日 0時) (
レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
白恋悠宇 - 続き期待してます！ (2015年3月1日 17時) (レス) id: dd0cd03f21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
x他1人 | 作成日時：2015年3月1日 17時
