t w e l v e ページ13
root side
こ「いやぁーーー女の子抱きたいなー」
ある日の夜。
2人でゆっくり僕の家でお酒を飲んでたら
酔っ払いのころちゃんがそう言った。
る「ころん先生、ちょっと勘違いされますよ。」
僕は冗談まじりにそう答えた。
でも、ころちゃんは本気なのかも。
人ってお酒が入ると性格変わる、って言うじゃないですか。
僕はいろいろ考え込むようになる人だけど
ころちゃんは陽気になる人。
ちゃんと見守ってないと、
ナンパとかしてそうで怖い。
る「でも、ファンの女の子だったら抱かしてくれるんじゃない?」
僕はそう答えると、ころちゃんは少し考えかも。
こ「まーそうかもしれないけど、オフパコでギャーギャー言われそう。なんか、活動前の友人とかと恋をしたい。」
る「あー確かにね。」
こ「でもるぅとくんいなそ」
る「おい!それは失礼!」
活動前の友達か。
確かに、そんなに多いわけじゃないな。
でも、1人だけ特別な子がいた。
それはAだ。
僕は仙台の大学に少しだけ通ってた。
Aとは大学のサークルで出会って、
しばらく付き合った。
本当に優しい人で、
趣味も似てて、
一緒にいるのが楽しく、
本当に大好きだった。
でも僕が上京してきたのと同時に
別れただけではなく、
音信不通にもなった。
こ「えー腹黒でもるぅとくん友達できるんだー」
ちょっと、お酒が入って調子乗ってない?
る「いやころちゃん僕は大学時代には彼女もいましたー」
そんなことを言ってみた。
こ「え、仙台いた時?今度ツアーで行った時見せてよ。」
ころちゃんは食いつくようにそう言ってきた。
彼こそ変態だから恋愛経験ないんじゃいかな、って思うけど
顔はかっこいいから、多分そんなことはない。
る「もう別れてるし。」
こ「別にいいじゃん。LIMEでもしてみたらー?」
る「…連絡先知らない。」
僕がそうゆうと、ころちゃんは笑った。
顔を真っ赤にしながら言う。
ちょっと、お酒ほどほどにしてね。
こ「えーなんで、そんなのおかしいじゃんー」
る「…んんん、まあ普通に考えたらそうだね。
でも、別れる前に少し喧嘩したんだよ。」
Aは僕がすとぷりの事を伝えると、
なんか怒ってしまった。
僕もすぐに応援してくれなかったAに
ガッカリして
悲しくて
走って行った彼女を追いかけなかった。
もし、追いかけてたら、今どうなってのかね。
Aは、今元気かな。
231人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りぃ@天使様(プロフ) - かえでさん» 了解!! (2019年11月21日 19時) (レス) id: ab188d45cb (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - りぃ@天使様さん» りぃさんまたコメントありがとうです!続編書くんで是非みてみてください! (2019年11月21日 19時) (レス) id: baaca1cebf (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - mimu1029さん» はーい!続編作ったんで是非みてみてください! (2019年11月21日 19時) (レス) id: baaca1cebf (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - 蓮華さん» 具体的にこの所が好き、って教えていただけるの本当嬉しいです!ありがとうございます! (2019年11月21日 19時) (レス) id: baaca1cebf (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - 黒雪さん» こんにちは!作ったんで是非見てみてください! (2019年11月21日 19時) (レス) id: baaca1cebf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かえで | 作成日時:2019年11月7日 20時