大好きだった。【すとぷり】【るぅと】

t w e n t y - n i n e ページ29

// 作者からちょっとしたお知らせです！
新しい小説始めました。今回は短編集です！
リクエスト受け付けてるので是非見てみてくださいー！

【短編集】君の音楽になりたい。【すとぷり】




root side



り「タピオカおいしー！」


無事にタピオカを購入し、僕たちは飲みながら歩いてた。まあ、マスクをつけながらだから、結構変な感じだけど。



る「確かに。この抹茶がいいよねー」



り「そうだね！ってか、もう三時だ。」



三時って別におそいわけじゃないけそ、今日は夜、すとぷり会議を行う予定。だから、急がないと。



る「そうだね！もう帰らないと。駅こっちだよね。」



駅に2人で行き、なーくんの家(今日の会議場)に向かう電車に乗った。


人がすごい多い。なんとか乗れたものの、僕はドアと睨めっこすることになってしまった。




早く着きたいなー、


とか思ってたその時。



電車のドアにバンバン！っと。



僕の目の前に立ってたのは



Aだった。




俺はドアのガラス越しの彼女と




手を合わせた。




奇跡のような遭遇。




でももう少し届かない。




Aにあんなに近いのに。




しばらく時は止まる。




僕とAは見つめあった。




彼女の瞳は、



泣いていた。








そしたら後ろから駅員さんと男の人が来て



Aをドアから離した




そして車掌さんは笛を鳴らし





Aとの距離は



だんだん



だんだん



遠くなった。

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