大好きだった。【すとぷり】【るぅと】

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る「ふぅー緊張するわ。」


今日は仙台でのライブ、何故かいつも以上に緊張する。


こ「るぅとくんめっちゃ緊張してる。あ、仙台って元カノいるからー？」


え、ころちゃん前の話覚えてるのか。酔っ払って忘れると思ったのに。ち。


る「そんなことないし！」

僕が急いでそうゆうところちゃんが笑った。

こ「いや、でも顔真っ赤だよ。」

り「確かに！」


近くにいた莉犬もしゃしゃり出してきた。


る「だって絶対Aきてくれないし…」

1人ごとを言った。




そしたらころちゃんがこんなときにかぎって耳がいい。


こ「るぅとくんの元カノAって言うんだ。へー、可愛い名前だね。」


る「ちょっと、え？聞いてたの…！？」


莉犬くんが笑ってこたえる。


り「だっーてるぅとくん独り言の時声でかいもん。」



はーそうでしたか。大反省。


ころちゃん絶対他のメンバーにいうし、全員にバレちゃうじゃん。


スタッフ「後20分です！待機お願いしますー！」






いよいよ出番か。





こないよね、A。





僕の事、嫌いなんだよね。




全部、僕のせいだったもんね。




そう自分に言い聞かせながらも




密かに希望があった。




A、僕のためにきて。




僕の姿を見て。





願いはただそれだった。

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