【続編記念／シルクとの出会い】 ページ5
夜にコンビニへ行った私は、声の聞こえた公園の前で立ち止まった。
何してるんだろ？
？「ﾀﾞﾝｯ、ﾀﾞﾝｯ」
シュッと彼が投げたボールは、綺麗に孤を描き、
パシュッとゴールへ入る。
すご…
あそこ、確かスリーポイント？だよね。
学生時代に習った体育の記憶を思い出させた。
これぐらいは知ってたんだ、私 笑
バスケをしている彼の姿に釘ずけになった私の足元に、ボールが転がってきた。
？「すみません、ありがとうございます。」
「いつもここでこんな時間に練習してるんですか？」
？「いえ。たまたま今日はこの時間になっただけです。もう帰るところなので。」
そうなんですか。
と会釈をすると、彼は荷物を取りに戻って行った。
私も帰ろうと座っていたベンチから立ち上がると…
？「待ってください。こんな夜に女性一人じゃ危ないです。送って行きますよ。」
「えっ！？だ、大丈夫ですよ！
私、コンビニの帰りですし…」
そう言った私を傍に、彼は俺も帰り道そっちなんで。
と、言われてしまい、結局送ってもらうことになった。
「……ここです。」
？「お、着きましたか。
じゃあ、おやすみなさい。」
「はい、ありが……」
ありがとうございました。と言いかけたのに、
彼は走って帰って行った。
*
昨日と同じ時間、私は例の公園に来た。
昨日お礼言いそびれちゃったし…。
たまたまと言っていたけど、今日もバスケの練習をしていた彼の姿を見つけると、また釘ずけになった。
？「あ！昨日の…！！」
私の姿に気づいた彼が近寄る。
「…昨日はありがとうございました！
帰り、逆方向でしたよね？
お礼と言っちゃなんですが」
作ってきたはちみつレモンを差し出す。
？「うわっ！ありがとうございます！！」
受け取ってすぐに食べた彼が一言。
？「すんごく美味いです！
これで、疲れも吹っ飛びます」ﾆｯ
ドクンッ
ニッと笑った彼を目の前に、
自分の心臓が大きく鼓動を打つのが分かった。
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アカン - リクエストで『ラブソングの歌詞、言ってみた』とかどうですかね？例:私｢誰だってかわいくなりたいんだ。知らない顔しても意識しあってる。 (2020年7月29日 22時) (
レス) id: 4ebf1d1c66 (このIDを非表示/違反報告)
Guilty kiss大好き@ウオタミ(？) - 紅狐さん» おっ思いました…。自分も切れているような気がします。気のせいかな…？ (2019年2月25日 22時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ドSのマサイがヤバイ… (2018年12月16日 18時) (レス) id: eebfc09862 (このIDを非表示/違反報告)
紅狐(プロフ) - にらめっこしてみた、が途中で切れてるのですが、これって私のだけですかね？もしそうだったらごめんなさい。 (2018年11月18日 10時) (レス) id: 3d24de6556 (このIDを非表示/違反報告)
雪女(プロフ) - こんだけ甘々だったらギリギリpinkのも読んでみたくなりますね！ (2018年11月14日 14時) (レス) id: 1c362072f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三角ピーチ | 作成日時：2017年11月15日 0時
