紫の一匹狼 (ページ9)

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「ん？」

京「A、考え直した方がいいよ」

「え、なに」

森「そーだよ！付き合いたいのも結婚したいのも俺でしょ？！」

「あー…」

そんな質問もあったね〜なんてやっぱり悪気のない志乃。

「んでもあれは妥当じゃない？」

松「まああれは正しいよね」

田「Aよく言ったって感じだよな」

『お前らは選ばれてるからだろ！笑』

ジ「A〜俺じゃダメなの？」

「ジェシーもいいけどどうしても選ばないといけないって言われたからさ」

田「え、じゃあ俺ら強いて言うならでとりあえず選ばれたの？」

松「リアルだとまで騒がれてたのに？」

そうだといえば2人がうるさいし違うといえば他がうるさくなるからか次の言葉を探してる。

志乃も苦労者だよなぁ笑なんて志乃を見ると

「(助けて)」

口パクで伝えられたその言葉に、ったく…と思いながらも立ち上がる。

『ほら、そろそろ時間だって連絡きたし行くぞ』

あーだこーだいう4人組を背に1番に楽屋を出る。

その次をパタパタと追いかけてくる音がして振り返ると志乃が。

「髙地、ほんっと助かったありがとっ」

『いーけどあれは俺もわりとモヤッたよ？笑』

「そんなかなー…」

京「まあでもあれはあくまでAのインタビューだし
　俺らがあまりとやかく言えないよね」

いつのまにか隣にきていた大我がそう言うとやっぱり2人と付き合いたいし結婚したいなんて腕を組む志乃。

そうされるとやっぱあの二人の名前を出したのが余計にモヤッとするけどこれはこれで幸せなのかも。