暗殺教室虎と龍 (ページ33)

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暗殺教室　虎と龍ページ33

千葉「あの馬鹿、また一人で突っ走りやがって…」

　律「ご安心ください！虎之助さんはまだ教室で私ともに調べています！」
　律がそう言うと皆は教室に急いだ…
虎之助「くそっ！やっぱり助ける方法はどこも考えてねぇのかよ！」
　普段ノートパソコンを持ち歩いてる虎之助は律と共に殺せんせーを助ける方法を探していた…すると律がアメリカで行われている「触手細胞の老化分裂に伴う反物質の過密的連鎖発生の抑止に関する検証実験」という研究をしていることがわかったしかし場所はISS(国際宇宙ステーション)だった…
虎之助「!おい律！たしかどっかで有人ロケットの打ち上げあったよな？」

律「は、はい…虎之助さんまさか…」

虎之助「それしかねぇだろ？安心しろよ俺は丈夫なんだ」
　虎之助は言うと武器がしまってある場所から対人用の武器や軍服を取りだし、装備し始めた…
律「…虎之助さん一つ教えてください」

虎之助「あん？なんだ？」

律「虎之助さんは死ぬのは怖くないですか？もしロケット打ち上げが失敗したら…」

虎之助「んなもんこぇーに決まってんだ？」

律「けど虎之助さんはいつも危険なことを平気でします…それはなぜです？死神の時も皆さんのために頭を下げて…」

虎之助「…昔の俺なら死に急いでたのかのしれねぇ…どこいっても居場所がなくて、毎日苦しかった…けどあいつらは俺に居場所をくれた…けどよ、俺、馬鹿だからよ…身体張って守ってやるくらいしかでしねぇんだよ」

虎之助「それにダチ助けるのに命かけんのは当たり前だろ？それに律、お前がサポートしてくれるだろ？」ﾆｯ

律「はい！おまかせください」
虎之助は自分の顔を二度叩き、気合いを入れる
虎之助「しゃあ！殴り込みじゃぁ！」
虎之助が窓に手をかけ飛び出そうとしたとき中村が虎之助を後ろから抱き締めた…
中村「虎、ちょっと待とうか？」

虎之助「莉桜…なんだよ？やっぱり渚と前原だけじゃ無理だったか」

千葉「いや、青の勝ちだよ…」

虎之助「ちょっと待てこら…莉桜やられたのか？」

中村「まぁ結果的には？」

虎之助「寺坂！しっかり守れや！なにやられとんじゃ！」
　
寺坂「俺のせいかよ！？」

虎之助「守ってたのお前だろうが！…じゃなくて、今からちょい殴り込みいってくるからまってよ！」

千葉「だから待てて…」

虎之助「んだよ?」

千葉「なんで一人でいこうとしてるんだよ…ちょっとは俺らのことも頼れよ」