暗殺教室虎と龍 (ページ26)

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暗殺教室　虎と龍（番外編）ページ26

虎之助「だから俺も源さんみてぇに他人の努力を認めてやれる男になりてぇ…源さんには内緒だけどな」
虎之助はそういいきると笑った…
磯貝「お前はもうなれてるよ」

　虎之助「え？そうか？」

　前原「千葉のためにいろいろやったり、誰かのために何かする…それがお前だろ？」

片岡「その人の努力も認めてあげられてるからもうなれてるじゃないのかな？」
　
虎之助「そうか…ならいいや」ﾆｯ

…
烏間「彼はそう言ってたよ…」

源田「…そうか…ならお前もあいつらの努力を認めてやれよ」

烏間「あぁ…すまない…お陰ですっきりした…」

その頃保育施設では虎之助が子どもの相手に必死なっていた…
虎之助「はぁ…はぁ…」
虎之助は子どもたち全員をおんぶし、庭を一周し、次の子どもをまたおんぶし一周する…それは繰り返していた…
虎之助「ちょ…ちょいたんま…さすがに疲れた…」ｾﾞｪｰｾﾞｪｰ
　流石の虎之助でも子ども全員と遊びきる体力は続かなかった…
「虎兄ちゃんもっと！」「虎兄ちゃん」

虎之助「まじかよ…」

中村「ほら虎頑張って～♪」

速水「そうよ、頑張って」

虎之助「くそ！やってやらぁ！」

千葉「…も、もう無理…」ｾﾞｪｰﾊｧｰ

虎之助「ったく…だ、だらしねぇな…」ｾﾞｪｰｾﾞｪｰ

速水「二人とも息切れてるわよ？」

千葉「当たり前だろ…何回やってると思ってるんだ…」

速水「お疲れ様、けどもう一頑張り」ｸﾞｯ

千虎「鬼か！？キツいわ！」
そう言うと子どもたちは笑った…
磯貝「虎、千葉相談なんだが…本棚と机はどーするんだ？」

　千葉「あーたしかに必要だな…」

虎之助「よーし、ならチビどもにもやらせてやるか！お前ら手伝ってくれるか？」
　虎之助がそう言うと施設の子どもは大喜びややりたいといってくれた…
虎之助「とりあえずは本棚とテーブルか…龍、材料のあまりで何個くらいできそうだ？」

　千葉「なんともいえん…とりあえず作れるだけ作るか」

虎之助「おっしゃ！お前らやるぞ！」
そう言うと子どもたちは虎之助と千葉の指示通りに手伝ってくれた…おかげで短時間で作ることができた…
虎之助「よっしゃ！完成！お前らよくやったぞ！」
　子どもたちは大喜びしている…
中村「虎～みんなごはんにしよう♪」

虎之助「お、そんな時間か…お前ら手ぇ洗ってこい」
　そういうと子どもたちは家の中に入り、手を洗いにいった…しかし少年が１人残っていた…