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第21話 ページ21

マサイとAが離脱して暫く、数箇所撮影を終え再び全員合流した。
時間的にそろそろAはお昼寝の時間。
体も動かして体力に限界がきていたらしく、合流した時には既にマサイに抱かれウトウトしていた。





シルク「わり、マサイ」



マサイ「いいえ、お嬢の相手は慣れてますのよ」



モトキ「言われてみれば抱っこの仕方上手くなったね?」



シルク「機嫌の取り方もな」



マサイ「こっそりしばゆーに聞いた」



シルク「俺おかんに聞いた」








皆それぞれ子供について勉強していたらしく、何だかんだ子育てが好きになってきている。








ンダホ「皆お嬢の事大好きかよー」



シルク「当たり前だろ!」



モトキ「兄バカ?」



マサイ「兄なのか?」



シルク「兄!」



『んー…しゃい!』



シルク「あ、ごめん」



モトキ「何で2歳児に怒られてんのさ」









ンダホが運転の帰りの車内、後部座席ではシルクとマサイが仲良く寝ていた。
散々眠かったAは数分で起きてしまって、チャイルドシートに座り一人で遊んでいた。







ンダホ「あれ、お嬢起きたのー?」



モトキ「あ、本当。保護者達が寝てる」



ンダホ「どっちが子供か分かんないね」



モトキ「お嬢もう寝ないの?」



『ない!』









元気よくそう答えた後、チャイルドシートに頭を乗せて寝ているシルクの顔を覗き込む。
その様子を逃すまいとモトキはセカンダリを回す。








『にちゃ』



シルク「ん、」



『おちてぇ』



シルク「…ん、」







頭を叩かれるも起きる気配がないシルク。
毎朝こういう風に起こされているのかなー?とモトキはニヤニヤとカメラを回し続けるのだった。

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作者名: | 作成日時:2018年7月13日 4時

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