今日からうちの子 (ページ2)

今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:160,261 hit

第2話ページ2

暫くしてメンバーであるンダホ、マサイ、モトキがやって来た。
Aを抱き上げドアを開けると、シルクの抱える子供に一同驚きの余りに固まった。

ﾝﾀﾞﾎ「えっ、可愛い！何処の子？」

ｼﾙｸ「親戚の子、オカンがさっき来て急遽預かることになった」

ﾝﾀﾞﾎ「へぇ～！こんにちは？」

2歳になったばかりのAは絶賛人見知り中で、ぷいっと顔を逸らしてシルクの肩へ顔を埋めた。

ｼﾙｸ「あれ、A？ご挨拶は？」

ﾓﾄｷ「恥ずかしがり屋さんだねー」

ｼﾙｸ「こんにちはーって」

『こちには…』

ﾝﾀﾞﾎ「こんにちは！」

ﾏｻｲ「言えてない、超可愛いじゃん」

部屋に上がって荷物を下ろし動画の準備。
その間もAはシルクの元から離れず、その愛くるしさに大人達はメロメロになっていた。

ﾓﾄｷ「今日動画どうすんの？」

ｼﾙｸ「内容変更してAと遊ぶのもアリ」

ﾝﾀﾞﾎ「撮影中一人になっちゃうしね」

ﾏｻｲ「でもAちゃん眠そうだけど」

気付けばシルクの膝の上で指しゃぶりをして丸くなっていた。
時間も昼過ぎ、普段ならお昼寝の時間なのだろう。

ｼﾙｸ「A？眠いの？」

『…ない』

ｼﾙｸ「ぜってー嘘だ」

ﾓﾄｷ「寝かしといでよ、時間はあるし」

ｼﾙｸ「そうするわ」

寝室に連れていき布団に寝かせリズム良く胸元を叩くとあっという間に眠った。
手の掛からない子で助かると頬っぺをつついて、動画撮影へ。