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夜11時
『ただいまー……』
冬のせいで真っ暗な上に寒い夜道を歩いていたらあっという間にこんな時間になってしまった
多分もうあの2人は寝ている時間だろうし、ゆっくりお風呂入ったあとドラマでも見るかな
なんて思ってダイニングに行くと
あの男が1人で座ってスマホと睨めっこしていた。
『…なにやってんの』
「あ、佳子ちゃんおかえり！」
『…ただいま』
「ちょっと寝れなかったからスマホ見てたんだ、もう寝るね」
気遣われると逆に気まずいんだけどなぁ
なんてこと言えないから『おやすみ』とだけ言って2階に行く男の背を眺めていた
……あれ？
換気扇回ってる。
朝消し忘れたのかな。
静かな部屋でまわっていた換気扇をとめ、私は風呂場に向かった
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千秋@海兎(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します！お弁当、というテーマでの小説は、見たことがなかったので新鮮で面白いです！更新頑張ってください！U・x・U (2021年12月15日 19時) (
レス) @page4 id: b338b8448c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2021年12月5日 8時
