▽23ｰキラキラ ページ24
イルカショーも終わって
お昼も食べて
５人でわちゃわちゃ楽しくやっていると
時間なんてあっという間で
気づいたら水溜りボンドの二人のマンションだった。
｢今日はありがとう、送り迎えまで…｣
｢楽しかった！また、集まろうな！｣
そう、水溜りボンドの二人が言うから
あぁ、今日終わっちゃったんだ…って思って
ものすごく寂しくなった。
｢じゃぁ、また学校でな！！｣
そう、シルクが言ったのを合図かのように
二人が車から降りていく。
車から降りたところでカンタさんが
カバンをごそごそとあさり始めた
｢Aさんこれ、プレゼントです (笑)｣
｢え、？｣
｢今日のお礼です｣
｢や、私はなにも…｣
｢受け取ってください。それじゃぁ。｣
カンタくんから受け取ったソレは
さっきの水族館の名前が書いてある袋
車が進み始めたから窓の外をみると
お辞儀して手を降った水溜りボンドの二人
二人が小さくなって見えなくなって
体制を戻してシートに沈む。
カンタさんにもらったものを
静かにただ見つめていた。
｢よかったな。仲良くなれたみたいで｣
｢めっちゃしゃべってたもんな(笑)｣
｢ふふ。スッゴい楽しかった！二人ともありがとう！｣
マサイくんとシルクのおかげで
水溜ボンドの二人とたくさん話せた。
あんなに緊張して戸惑っていたカンタさんとも
笑顔で話せるようになった。
それだけで胸がぎゅっと締め付けられた。
―――もっと好きになった。
3人で今日のことをわいわい話して
私の家について楽しい１日が終わった。
家に帰って自分の部屋に入って
ベッドの上でカンタさんからもらった
プレゼントをあける。
袋から出てきたのは
あのとき初めてちゃんと顔をみて
二人で笑って話したときにいた場所。
それにちなんでなのかは
わからないけれどクラゲのキーホルダーだった。
クリアで光に反射してキラキラ。
センスいいなぁなんて思って
クラゲが入っていた袋を持つと
カサッと音をたてて紙切れが落ちた
｢なに？………え、｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 144人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海月(プロフ) - 《ロシアの狐猫》みもうねこさん» コメントありがとうございます！行間ですね。気持ちとか行動、発言で行間は変えてるんですけど…もう少し短くしてみますね！ (2016年9月8日 18時) (
レス) id: 1f021aa7d4 (このIDを非表示/違反報告)
《ロシアの狐猫》みもうねこ(プロフ) - 面白いです！カンタ可愛い(笑)更新頑張って下さいね！あ、あと、行と行の間の行間が結構長いので、もう少し短くしたほうが読みやすいかもです( *・ω・)ノ (2016年9月8日 17時) (レス) id: c34ebd21c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海月 | 作成日時：2016年9月5日 22時
