▽11ｰ春来たぁ春ぅー ページ12
｢は……し…っ…もん｣
｢はぁ？なんて？｣
"恥ずかしかったの！！"
と大きな声で叫んだら
"なんでーー！！"
とシルクも大きな声で叫び返してくる
カンタさんの名前を出そうか迷っていると
｢カンタと何かあったの？｣
まるで心を読まれたかのように
マサイくんの口からでたカンタさんの名前。
ピクリと反応してしまう。
｢図星？｣
｢ゃ、違っ…｣
｢ちげぇの？｣
｢違くない、、｣
そういったら
｢なにがあったの…ぅぁ、｣
とシルクに訊かれた。
私の買ってきたジュースを飲みながら。
｢言ってみ？……これまずっ、｣
マサイくんも
シルクから変なジュースをもらって少し飲んでいた。
不味いらしい。
私、絶対飲まない。
恥ずかしすぎてどうにかなりそうだったけど
コンビニであったことを
シルクとマサイくんに全部話した。
｢また、話しませんかって言われたの｣
絶対赤くなっているであろう顔を隠すために
少し俯き気味に話した。
話終えると二人は
顔を見合わせていて
"うぇーい"
と、はいタッチをしていた。
｢なにがうぇーいなの。｣
｢いやぁ、Aにもついに春かぁ｣
｢やったな。｣
｢は？春ぅ？なにいってんの？
もう、秋なんだけど…｣
｢いや、知ってるわ！｣
そのあとも二人は、うぇーいとか
春来たぁ春ぅーとか
はーるがきぃたぁはーるがきぃたぁ
どーこーにーきたぁー
Aのところーー！とか
止められないぐらいにはしゃいでいた。
｢ねぇ、なにが？なにが春？｣
そう訊いたらマサイくんが私のところに来て
｢自分で考えてみろ｣
と、私の頬をむにっと両手ではさんだ。
私は頬を挟まれたままコテンと首をかしげると
マサイくんもコテンと首をかしげた。
そしたら、シルクもこっちに来て
｢この鈍感っ娘め！｣
そういって私の肩をペシっと叩いた。
｢力強っ｣
｢だろー？｣
なんのことだかさっぱりだ。
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海月(プロフ) - 《ロシアの狐猫》みもうねこさん» コメントありがとうございます！行間ですね。気持ちとか行動、発言で行間は変えてるんですけど…もう少し短くしてみますね！ (2016年9月8日 18時) (
レス) id: 1f021aa7d4 (このIDを非表示/違反報告)
《ロシアの狐猫》みもうねこ(プロフ) - 面白いです！カンタ可愛い(笑)更新頑張って下さいね！あ、あと、行と行の間の行間が結構長いので、もう少し短くしたほうが読みやすいかもです( *・ω・)ノ (2016年9月8日 17時) (レス) id: c34ebd21c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2016年9月5日 22時
