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▽10ーだって ページ11

 



コンビニに戻ってペチンと頬に手をおく。





 



「また、話しませんか!」






 

さっきカンタさんに言われた言葉が頭の中を


ぐるぐる回っている。




 



ここにいたら心臓が壊れそう。


 



そう思ったから、さっさと買い物を済ませるため


早足で店内を回る。



 



レジを終わらせて、コンビニを出ると


さっきまで、ここでカンタさんと話してたんだ。


その事がよみがえってきて


変に恥ずかしい。




 




 




―――ドキン




 







なにこれ。


まだ緊張してる?


心臓に悪い。



 






「早く行こ…」




 



 

そう呟いて、ここからそう遠くない


シルクの家へ全速力で走る。




 








ピーンポーン



「はい」



「ハァ…A…ハァ…」




 



ガチャリとドアが開いてシルクが出てきた。





 


「なんでそんな息切れてんの…」



「走ってきちゃった」



「なんで!?」





 

そんな会話をしながらシルクの家に入る。



部屋につくまでの間に少し呼吸を整える。




 



 
リビングのドアを開けると


もうすでに、マサイくんが来ていた。



 


「お、いらっしゃい。」



「おっじゃまー」



「なんでマサイがそれ言うんだよ!」






 

"Aも俺に言えよ!"


そう、ツッコんでいるシルクにコンビニの袋を渡す。




"サンキュー"と受け取ったシルクは


袋の中のものを出していく。





 





「イチゴ・オレ…?お前か」


「うん、そう」




 


シルクから少し汗をかいたイチゴ・オレを受けとる。



まだ、少し冷たい。





 


 


「コーラがマサイで、俺は…は?なにこれ。」



「なんだそれ」



「わかんない。なんか、シルク用だなーと思って」



「なに俺用って(笑)なんで製造会社俺が買う前提で

これつくって売ってんだよ」



 



 



"まぁ、飲むけど"


その言葉が合図かのように3人が同時に飲み物を開ける




 


プシュ




「だばばばば!マサイ!」



「コーラ溢れた」



「シルク、ふきん!」







シルクが急いでキッチンに行って


布巾をマサイくんに投げる。




それを受け取ったマサイくんは床と自分のズボンを拭く。







 

「コーラくせぇ」


「ごめんねー、マサイくん」


「お前走ってくるからー」




 




"だって…"と呟けば



"だってなに!"とシルクに聞き返される




 

▽11ー春来たぁ春ぅー→←▽9ーニヤケ顔と相方



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作品ジャンル:恋愛
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海月(プロフ) - 《ロシアの狐猫》みもうねこさん» コメントありがとうございます!行間ですね。気持ちとか行動、発言で行間は変えてるんですけど…もう少し短くしてみますね! (2016年9月8日 18時) (レス) id: 1f021aa7d4 (このIDを非表示/違反報告)
《ロシアの狐猫》みもうねこ(プロフ) - 面白いです!カンタ可愛い(笑)更新頑張って下さいね!あ、あと、行と行の間の行間が結構長いので、もう少し短くしたほうが読みやすいかもです( *・ω・)ノ (2016年9月8日 17時) (レス) id: c34ebd21c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海月 | 作成日時:2016年9月5日 22時

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