嘘から始まる恋【マホト・そらちぃ】

4.返事がない ページ5

次の日


私はいつも通り大学に行き、1限目の授業の教室に入った

ユイも同じ授業をとっていていつも私より先に席についているのに、なぜか今日はいなかった。


友人A「Aおはよ〜」

自「おはよ！ユイ来てない？」

友人A「来てないよ？…珍しいね…いつも早いのに」

自「ちょっとメールしてみるわ」



私はユイにメールしてみたが返事がなく、電話しても出なかった



おかしいな…でない…



そういえば昨日彼氏の家に行ったんだっけ？


そのまま泊まってまだ寝てるとか？



たまには授業サボって彼氏と一緒にいたいよね^_^



きっとそうだ…





そう思って私はあまり気にしないでいた









午前の授業が終わり、お昼休みの時間

私は図書館に行き今日中に提出しなくてはいけないレポートを作成していた


あと少しだったのでレポートはすぐ終わった


自「終わったぁ…」


私は椅子に座りながら伸びをしていると


そ「あれ？Aちゃん？」

自「げっ…そらちぃ…さん」

そ「課題してるの？」

自「えぇ…まぁ」



なんでここにいるのよ…



そ「そんな嫌な顔しないでよ笑 昨日のことで傷ついたならごめん…悪気はないんだ」

自「別にいいよ…気にしてないから…」

そ「それならよかった！お昼もう食べた？よかったら今から一緒に食べようよ！」

自「え！？」

そ「いや？」



その顔が悔しくも可愛かった…



自「いいよ…」

そ「やった！」






こうして私はそらちぃという男と一緒にご飯を食べに食堂に行き、席に座った


そ「あれ？今日はユイちゃんいないの？」

自「あ…うん…休みだよ…連絡したけど返事なくて」

そ「そうなんだ…心配？」

自「そりゃあ…親友だから…」

そ「Aちゃんいい子だね」

自「へ？」



何いきなり…
突然の言葉に顔が赤くなる



そ「照れてる笑 可愛い笑」

自「うるさい！」

そ「そうだ！Aって呼んでいい？」

自「別にいいけど…」

そ「よし！俺のことも名前で呼んでよ」

自「え……うん…じゃあ…そらくん」

そ「やっぱ名前で呼んだ方が友達って感じでしょ？」

自「友達？」

そ「じゃないの？」



いや…昨日出会ったばっかだけど……まぁいっか…悪い人ではなさそうだし



自「よろしく…そらくん」

そ「こちらこそ！A！」

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