嘘から始まる恋【マホト・そらちぃ】

32.行かせない… ページ33

〜自分side〜


自「じゃあ、そろそろ行くね」



大学に行く時間が来て玄関に向かう


マホトも玄関まで一緒に来てくれた




マ「授業終わったらまた来てよ」

自「うん！わかった！行って来ます！」

マ「あ！ちょっと待って！」



マホトは私を引き止めある物を渡した



マ「今日もしかしたら雨らしいから…傘ないでしょ？これ持って行って」

自「ありがとう！助かる！」




私は傘を受け取りマホトの家を出て大学へ向かった







大学に着き、教室にいく




でも何か違った






今日はそらくん…いないんだ…






いつもなら教室の前で待ってるから…







って何考えてんの私…もうそらくんとは…


いないんだったらそれでいいじゃん…






そう思いながら教室に入り、椅子に座っていると



？「おはよ！」




後ろから誰かが話しかけて来た





そらくんだ…





すると声を聞いたのかちょっと安心する自分がいた




でもそれは表には出さない






自「おはよう」

そ「あれ？なんか元気ない？俺が来るの遅かったから？笑」

自「はい？違うから！勘違いしないでよ」

そ「ごめんごめん笑」






相変わらずそらくんはいつも通り




傷つかないのかな…



私、ひどいことしてるのに…








なんでこんな私のこと…好きでいてくれるの？









なんだかんだしているうちに授業も終わった





そ「A一緒に帰ろ！」

自「今日…用事があるから…」




私はそのまま帰ろうと歩き出すと




そ「またマホトさんのとこにいくんでしょ？」

自「………」

そ「ちょっと話があるから来て」か



そらくんは私の手首を掴んで歩き出した



自「え！？ちょっと！」



掴んだ手を振り払おうとするけど力が強い




そらくんはとある公園に私を連れて言った









自「ちょっと…離してよ」

そ「行かせないよ」

自「え？」









そ「マホトさんのところには行かせない」

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