嘘から始まる恋【マホト・そらちぃ】

1.いつも通りの生活 ページ2

〜自分side〜

朝、カーテンからもれる光に目が覚める

携帯を開き時間を見ると午前9時…


自「やっば！授業遅れる！」


急いで支度をし、家を出て大学へ向かった



大学に着き教室に入ると私の親友であるユイがこちらに向かって手を振る


自「ハァハァ…間に合った…」

ユ「おはよA ギリギリセーフだね笑」

自「ユイ！今日お昼何食べる？」

ユ「もうお昼ご飯の話？笑 」

自「だって今日遅刻しそうになっから朝ごはん食べてないんだもん笑」

ユ「まったく笑 あっ…先生来たよ！」



チャイムが教室内に響き渡り、先生が入ってくる。
そして授業は始まった。




私はいつもこんな日常を過ごしている。
ユイとは中学の時からの仲で、もう家族みたいなもの
ユイは昔から体が弱くよく体調を崩していたが、ここ最近元気そう^_^




午前の授業が終わり、私たちはご飯を食べに食堂に行った。


私たちはご飯を買って空いている席に座った。


自「はぁ…やっと食べれる！」

ユ「お腹すいたぁ」


そう言って私たちはご飯を食べ始める


自「そういえばさ、ユイここ最近元気だよね？体よくなったの？」


するとユイが食べるのを止め、少し微笑み



ユ「実はさ…彼氏…できたんだ^_^」

自「彼氏！？」


私は思わず声をあげた


ユ「ちょっと声大っきいよ！笑」

自「あ…ごめん笑 よかったじゃん！初めての彼氏だよね？」

ユ「うん！彼、とってもいい人で、カッコ良いの！…それに…ここだけの話…」


ユイは私の耳元に顔を近づけこう言った。


ユ「私の彼氏…YouTuberなんだ」

自「え？あの最近人気の？」

ユ「そう！マホトくんっていうの」

自「へぇ…」



マホト……誰…？

私はYouTube見ないから全然わからない笑



ユ「AはYouTube見ないから知らないよね笑」

自「うん笑 でも本当におめでとう！今度お祝いしよ！」

ユ「いいよ笑 そんなの笑」



ユイの表情から凄く幸せなのが伝わって来た。
ユイは体が弱いせいで学校も休みがちだったから中高の時、恋愛なんてできなかった。



だから本当に嬉しい。









なのにあんなことになるなんて…

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