お魚軍団Fischer's =2

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〜YOU.SIDE〜


ｼﾙ｢よっしゃ!!勝ったー(笑)｣


｢それはずるい!そんな事していいとか聞いてないし!こんなんされたらリスナーさん達も負けちゃうから!!｣


顔がぐっと近づき耳元で言われた、愛してるの言葉。

一瞬にして顔に熱が集まって、これ以上ないくらいに恥ずかしかった。


｢皆さん、愛してるゲームはやめておこう。(真顔)｣


ｼﾙ｢ふっ(笑)まだ顔真っ赤じゃん。｣


｢うるさいなあ!!｣


ｼﾙ｢ごめんごめん(笑)それではせーのっ。｣


｢アデュー!!｣



撮影が終わってシルクは早速編集に入る。

私は一息つきたくてペットボトルの水を飲む。

冬だけど顔の熱を冷ますには冷たい水がよくしみた。


ｼﾙ｢愛してるゲーム、またしような(笑)｣


パソコンとにらめっこしながらそんなことを言うシルク。


｢恥ずかしいからやだ。｣


ｼﾙ｢なっ、少しくらいいいじゃん!!迷いもなくそんな事言っちゃって!｣


｢だって…だってシルクかっこいいんやもん。直視できんし。｣


ポロッと出てしまった本音。

はっと気づいた時にはシルクが私の目の前にいて、


ｼﾙ｢それ、本当?今も俺のこと見れない?｣


｢っ!!…無理。｣


ｼﾙ｢ははっ。可愛いやつ(笑)｣


私の顔の高さに合わせてしゃがんだシルクは頭を撫でてくれる。

そういう所がずるいよ。

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